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【通貨】豪ドル週間見通し:弱含みか、追加緩和観測後退の可能性低い


■下落、早期追加緩和の思惑広がる

今週の豪ドル・円は下落。豪準備銀行(中央銀行)のデベル副総裁が「インフレ率と雇用の目標達成に向け、為替介入やマイナス金利を含むさまざまな金融政策の選択肢を精査している」と述べ、追加緩和観測が浮上し豪ドル売りが強まった。欧州での新型コロナウイルス感染再拡大を嫌気したリスク回避的な豪ドル売り・円買いも観測された。取引レンジ:73円98銭-76円40銭。

■弱含みか、追加緩和観測後退の可能性低い

来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)のデベル副総裁が追加的な金融政策の検討や豪ドル安を期待するような発言をしたことを受けて、早期追加緩和観測が強まっており、豪ドルは引き続き売られやすい。また、欧州での新型コロナウイルス感染再拡大による行動制限再導入を警戒して、リスク回避的な豪ドル売り・円買い圧力も続く。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・10月2日:8月小売売上高(7月:+3.2%)
予想レンジ:73円00銭-75円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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