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【市況】25日の株式相場見通し=強弱感対立もやや買い優勢か、米株下げ止まり売り一巡感

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 25日の東京株式市場は、2万3000円台近辺で強弱観が対立し一進一退の展開が想定されるも、強含みで推移する公算が大きい。前日の欧州株市場は新型コロナウイルス感染が再拡大するなか経済への影響を警戒する売りに総じて軟調だったが、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに小幅ながらプラス圏で引け、世界株安の流れを止める形となった。これを受けて東京市場でも直近売り込まれた主力株中心に買い戻しが優勢となりそうだ。ただ、積極的に上値を買い進む材料にも乏しく、リバウンドも限定的なものにとどまる可能性がある。個別では引き続きデジタル化投資に絡む関連の中小型株に物色の矛先が向きそうだ。

 24日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比52ドル31セント高の2万6815ドル44セントと反発。ナスダック総合株価指数は、同39.281ポイント高の1万672.266だった。

 日程面では、きょうは7月の毎月勤労統計確報、8月の外食売上高、8月の全国スーパー売上高などが発表される。また、マザーズ市場にI-ne<4933>、東証2部にSTIフードホールディングス<2932>が新規上場する。海外では8月の米耐久財受注額などが注目される。

出所:MINKABU PRESS

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