【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … サンバイオ、ブシロード、３ＤＭ　(9月11日～17日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から18日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ウインテスト <6721>
　20年7月期の連結最終損益は6億1900万円の赤字(前の期は6億3300万円の赤字)だったが、21年7月期は7億5600万円の黒字に浮上を見込み、17期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　Ｍマート <4380>
　21年1月期第2四半期累計(2-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比13.0％増の7800万円に伸び、通期計画の1億5600万円に対する進捗率は50.0％に達し、さらに前年同期の46.9％も上回った。

★No.4　フィット <1436>
　21年4月期第1四半期(5-7月)の経常損益(非連結)は5700万円の黒字(前年同期は1億7400万円の赤字)に浮上し、通期計画の2億円に対する進捗率は28.5％となった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6721> ウインテスト 　東２ 　 +86.47 　　9/15　本決算　　　　黒転
<4380> Ｍマート 　　　東Ｍ 　 +56.42 　　9/14　　上期　　　 13.04
<4592> サンバイオ 　　東Ｍ 　 +43.11 　　9/14　　上期　　　　赤拡
<1436> フィット 　　　東Ｍ 　 +35.41 　　9/14　　　1Q　　　　黒転
<6049> イトクロ 　　　東Ｍ 　 +35.02 　　9/11　　　3Q　　　-38.03

<6336> 石井表記 　　　東２ 　 +33.66 　　9/11　　上期　　 3814.29
<3491> ＧＡテクノ 　　東Ｍ 　 +17.39 　　9/14　　　3Q　　　 73.42
<4824> メディアＳ 　　東Ｍ 　 +17.24 　　9/14　本決算　　　-25.66
<7683> ＷＡ 　　　　　東Ｍ 　 +14.80 　　9/14　　上期　　　　赤転
<3931> Ｖゴルフ 　　　東Ｍ 　 +13.63 　　9/14　　上期　　　116.67

<2315> ＣＡＩＣＡ 　　ＪＱ 　 +11.11 　　9/11　　　3Q　　　　赤拡
<3444> 菊池製作 　　　ＪＱ 　 +10.75 　　9/11　　　1Q　　　　赤拡
<6577> ベストワン 　　東Ｍ　　 +7.72 　　9/15　本決算　　　　　－
<7803> ブシロード 　　東Ｍ　　 +7.07 　　9/14　本決算　　　　　－
<9444> トーシンＨＤ 　ＪＱ　　 +5.97 　　9/14　　　1Q　　　432.61

<7777> ３ＤＭ 　　　　ＪＱ　　 +5.93 　　9/14　　　1Q　　　　赤縮
<7805> プリントＮ 　　ＪＱ　　 +5.57 　　9/14　　　3Q　　　　赤転
<7050> Ｆインタ 　　　東Ｍ　　 +5.16 　　9/11　　　1Q　　　　赤転
<3804> システムディ 　ＪＱ　　 +5.09 　　9/14　　　3Q　　　 94.78
<3075> 銚子丸 　　　　ＪＱ　　 +4.42 　　9/15　　　1Q　　　　1.70

<3418> バルニバービ 　東Ｍ　　 +4.01 　　9/14　本決算　　　　　－
<3653> モルフォ 　　　東Ｍ　　 +3.03 　　9/11　　　3Q　　　　赤転
<7850> 総合商研 　　　ＪＱ　　 +2.96 　　9/11　本決算　　　　黒転
<3399> 山岡家 　　　　ＪＱ　　 +2.90 　　9/14　　上期　　　　赤転
<4287> ジャストプラ 　ＪＱ　　 +1.96 　　9/11　　上期　　　-29.71

<3497> リーガル不 　　東Ｍ　　 +0.67 　　9/14　本決算　　　-53.53
<7614> オーエムツー 　ＪＱ　　 +0.33 　　9/14　　上期　　　 54.56
<9637> オーエス 　　　東２　　 +0.28 　　9/11　　上期　　　　赤転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした18日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース