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【特集】決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … アスクル、コーセル、クロスフォー (9月16日発表分)

コーセル <日足> 「株探」多機能チャートより

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月15日から16日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 コーセル <6905>
 21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比5.7倍の11億円に急拡大し、6-11月期(上期)計画の10.7億円に対する進捗率が102.9%とすでに上回り、さらに5年平均の44.3%も超えた。

★No.2 アスクル <2678>
 21年5月期の連結経常利益を従来予想の70億円→90億円(前期は86.5億円)に28.6%上方修正し、一転して4.0%増益見通しとなった。

★No.3 クロスフォー <7810>
 20年7月期の連結最終損益は6億1100万円の赤字(前の期は1300万円の黒字)に転落したが、21年7月期は3900万円の黒字に急浮上する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<6905> コーセル    東1   +12.38   9/16   1Q   467.53
<2678> アスクル    東1   +10.40   9/16   1Q   105.15
<7810> クロスフォー  JQ   +0.32   9/16 本決算    黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

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