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【市況】日経平均は29円安、小幅安水準で小動き

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は29円安(9時20分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、ホンダ<7267>、リクルートHD<6098>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、第一三共<4568>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、ゴム製品、海運業、空運業、銀行業、鉱業が値下がり率上位、情報・通信業、医薬品、食料品、小売業、水産・農林業が値上がり率上位となっている。

日経平均は29円安で始まった後、小動きとなっている。外為市場で1ドル=105円30銭前後と昨日午後の円の高値水準からさらに30銭ほど円高・ドル安に振れており、上値抑制要因となっている。また、今晩のFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の会見、明日の日銀金融政策決定会合の結果公表と黒田日銀総裁の会見を控え、これらの内容を確認したいとするムードもあり、積極的な買いは手控えられている。一方、今日午後に新首相が選出される見込みで、次期政権の政策に対する期待感はあるが、売りが優勢の展開となっている。なお、取引前に発表された8月の貿易収支は2483億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は200億円の赤字だった。

《FA》

 提供:フィスコ

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