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【市況】【投資部門別売買動向】海外勢が2週ぶりに買い越す一方、個人は利益確定売りに動く (8月第1週)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

●海外勢が2週ぶりに買い越す一方、個人は利益確定売りに動く

 東証が14日に発表した8月第1週(3日~7日)の投資部門別売買動向(現物)によると、米株高と前週の大幅下落の反動による買い戻しで日経平均株価が前週末比619円高の2万2329円と2週ぶりに大幅上昇したこの週は、海外投資家が2週ぶりに買い越した。買越額は1791億円だった。前週は4624億円の売り越し。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経平均先物とTOPIX先物の合計で3週連続売り越し、売越額は959億円と前週の1651億円から縮小した。現物と先物の合算では3週ぶりに買い越し、買越額は832億円だった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は2週連続で買い越したものの、買越額は57億円にとどまった。

 一方、個人投資家は2週ぶりに売り越し、売越額は1219億円だった。個人は前週に2831億円と巨額に買い越していたが、相場上昇で利益確定売りに動いた格好だ。投資信託は5週連続で売り越し、売越額は885億円と前週の192億円から拡大した。

 日経平均が大幅上昇する中、海外投資家が2週ぶりに買い越す一方、個人投資家は利益確定売りに動いた。


 ■投資部門別売買代金差額 (8月3日~7日)
  東証・名証2市場の1・2部と新興企業向け市場の合計[総合証券ベース(全49社)]
  ※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し

       海外投資家 信託銀行 個人合計 [  現金  信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
8月 ―――
  第1週     1,791    57  ▲1,219 [ ▲1,617   398 ] 22,329円 ( +619 円)
7月 ―――
  第5週    ▲4,624    282   2,831 [  1,565  1,265 ] 21,710円 ( -1041 円)
  第4週      849   ▲135   ▲248 [  ▲425   177 ] 22,751円 ( +55 円)
  第3週     ▲620    751  ▲1,931 [ ▲1,914  ▲17 ] 22,696円 ( +405 円)
  第2週     1,108    811   1,066 [  ▲215  1,282 ] 22,290円 ( -15 円)
  第1週    ▲1,086   2,732    785 [   277   507 ] 22,306円 ( -205 円)
6月 ―――
  第4週    ▲4,852   1,921   1,626 [   905   721 ] 22,512円 ( +33 円)
  第3週    ▲3,331    676    314 [  ▲391   705 ] 22,478円 ( +173 円)
  第2週    ▲2,847    745    948 [  ▲566  1,514 ] 22,305円 ( -558 円)
  第1週     2,613   ▲24  ▲2,980 [ ▲2,818  ▲161 ] 22,863円 ( +985 円)
5月 ―――
  第4週     ▲216   ▲184  ▲3,315 [ ▲3,059  ▲256 ] 21,877円 ( +1489 円)
  第3週      772   ▲497   ▲798 [ ▲1,048   250 ] 20,388円 ( +350 円)
  第2週    ▲1,296   ▲428   1,882 [   758  1,124 ] 20,037円 ( -141 円)
  第1週    ▲1,206    91    170 [   106   64 ] 20,179円 ( +559 円)
4月 ―――
  第5週    ▲1,482    113    65 [  ▲476   542 ] 19,619円 ( +357 円)
  第4週    ▲3,483    23   1,867 [   747  1,119 ] 19,262円 ( -635 円)
  第3週    ▲3,019   1,249   ▲43 [  ▲601   557 ] 19,897円 ( +398 円)
  第2週      543   2,681  ▲1,584 [ ▲1,277  ▲307 ] 19,498円 ( +1678 円)
  第1週     ▲654   2,790    255 [  ▲431   686 ] 17,820円 ( -1569 円)


※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。


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