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【通貨】外為サマリー:105円40銭台で推移、対ユーロのドル売りが波及

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=105円46銭前後と前日の午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高で推移している。

 5日に発表された米7月ADP雇用統計で、非農業部門の雇用者数が市場予想を大きく下回ったことが東京市場にも影響。米景気回復が遅れるとの見方からドル売り・円買いが優勢で、午前9時10分過ぎには105円46銭をつけた。前日のニューヨーク市場の安値105円32銭を下回ることはなかったが、一時プラス圏に浮上した日経平均株価が前引けにかけて再び軟化したことなどが重荷となり戻りは鈍かった。午後はあす発表される米7月雇用統計の結果待ちといった様相のなか105円50銭台で方向感なく推移していたものの、午後3時前からユーロ買い・ドル売りが強まり、つれてドル円相場は再び105円40銭台に押された。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1882ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0060ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=125円30銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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