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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

クレオス <日足> 「株探」多機能チャートより

■GSIクレオス <8101>  1,459円 (+300円、+25.9%) ストップ高

 東証1部の上昇率トップ。GSIクレオス <8101> がストップ高。3日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高262億1200万円(前年同期比4.1%増)、経常利益8億7200万円(同5.1倍)となり、これを好感する買いが入った。繊維関連事業で新型コロナウイルス感染防止用の医療・衛生消耗品の取引を開始したほか、工業製品関連事業では巣ごもり需要を背景にプラモデル用塗料・工具の販売が好調だったうえ、化学品の米国販売が伸びた。主力とする繊維原料や生地の苦戦を補い、増収を確保したことに加え、販管費が減少したことも利益拡大の要因となった。併せて、未定としていた21年3月期通期の業績予想は、売上高1100億円(前期比4.8%減)、経常利益20億円(前期比64.9%増)と大幅増益見通しを示し、期末一括配当は50円(前期は45円)実施する方針とした。同時に、株主優待制度を新設すると発表。毎年9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数1000株未満でクオカード1000円分、1000株以上で同2000円分を贈呈するという。

■太洋工業 <6663>  432円 (+80円、+22.7%) ストップ高

 太洋工業 <6663> がストップ高。同社はきょう、全自動通電検査装置「TY-CHCKER DS401AT」を開発したと発表しており、これが材料視されたようだ。5G移動通信網の本格運用の開始に伴い、情報端末や通信関連設備の5G対応が加速するなか、同社グループは5G対応基板に代表される高周波対応基板の高度な検査ニーズに応えるため、通電検査システムの主力製品「TY-CHCKER DSシリーズ」の最上位機種を開発し、近々市場に投入する予定。「DS401AT」は、5G対応基板の高周波特性検査や作業性の向上、検査タクトの短縮、治具コストの低減などを実現しているという。

■アルヒ <7198>  1,694円 (+244円、+16.8%)

 東証1部の上昇率3位。アルヒ <7198> は続伸し、一時前日比19.3%高の1730円に買われた。3日の取引終了後、20万株(発行済み株式数の0.57%)、または3億円を上限とする自社株買いを発表しており、これが材料視された。取得期間は8月6日から31日までで、株主還元の一環として取得を行うという。同時に、未定としていた21年3月期連結業績予想で、営業収益は266億円(前期比1.5%増)と増収を見込んでいることも好感された。新型コロナウイルス感染拡大の影響を一時的に受けたものの、第1四半期は前年を超える融資実行業務収益となった。今後も商品の拡充や経営資源を十分に活用した営業活動を行うことで融資実行業務収益が堅調に推移する見通し。一方で、利益面では前年度における人員増加やテクノロジー活用のための投資などの費用を増やしていくことから、純利益は45億4000万円(同8.7%減)を見込んでいる。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、営業収益64億8400万円(前年同期比1.9%増)、純利益13億7200万円(同8.8%減)だった。

■Jエレベータ <6544>  4,185円 (+575円、+15.9%)

 東証1部の上昇率5位。ジャパンエレベーターサービスホールディングス <6544> は3連騰し、上場来高値を更新した。3日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益が前年同期比67.5%増の8億4900万円に拡大して着地したことが好感されたようだ。リニューアル業務は緊急事態宣言に伴う工事日程や完工引き渡し時期の後ずれで減収となったものの、主力の保守・保全業務は営業強化などを背景に保守契約台数が堅調に推移し、全体の売上高は52億6300万円と前年同期比8.6%の増収を達成した。第1四半期経常利益の上期計画(13億5000万円)に対する進捗率は6割を超えており、業績上振れ期待が浮上している。併せて、同業のNSエレベータの株式を取得し子会社化することも明らかにした。

■ワールドHD <2429>  1,779円 (+241円、+15.7%)

 東証1部の上昇率6位。ワールドホールディングス <2429> が急騰。同社は半導体業界や自動車業界向けに製造請負及び人材派遣を手掛けており、企業の旺盛な人材需要を背景に好収益環境を享受している。3日取引終了後に発表した20年6月期上期(1~6月)決算は営業利益段階で前年同期比10%増の27億7300万円と好調な伸びを確保、これを好感する形で投資資金が流入した。新型コロナウイルスの感染拡大によるマイナス影響はあったものの、複数業種の事業ポートフォリオによるリスク分散や綿密に行ってきたリスク管理などによりデメリットを最小限に抑えることに成功し、利益率改善に反映された。

■旭化成 <3407>  878円 (+110.4円、+14.4%)

 東証1部の上昇率9位。旭化成 <3407> が後場急伸。午後0時30分ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高4551億5900万円(前年同期比9.3%減)、営業利益301億300万円(同27.2%減)、最終利益135億8800万円(同44.3%減)と大幅減益となったものの、営業利益が市場予想を上回ったことが好感された。新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済減速の影響を受けてマテリアル領域は落ち込んだものの、不動産部門における分譲事業が堅調に推移した住宅領域や、人工呼吸器、ウイルス除去フィルターなどの販売数量が伸長したヘルスケア領域は増益を達成した。なお、9月中間期業績予想は、売上高9790億円(前年同期比8.4%減)、営業利益660億円(同35.1%減)、最終利益330億円(同57.6%減)を見込む。また、21年3月期通期業績予想は、営業利益のみレンジ予想で発表しており、1200億~1300億円(前期比32.3~26.7%減)を予想している。新型コロナウイルス感染症の拡大でマテリアル事業、住宅事業で減益を見込む一方、ヘルスケア事業では買収した事業の寄与を含め増益を見込む。

■ヨコオ <6800>  2,704円 (+297円、+12.3%)

 ヨコオ <6800> が後場一段高。同社はきょう正午頃に、21年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通し前期比14.6%減の42億円(従来予想は40億円)に引き上げた。売上高見通しは同6.8%減の565億円(従来予想は550億円)に上方修正した。回路検査用コネクタと無線通信機器の売り上げは苦戦するとみている半面、車載通信機器は好調に推移する見込みであることから業績予想を見直した。なお、8月以降期末までの想定為替レートは1ドル=105円としている。あわせて公表した第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比22.7%減の115億6900万円、営業利益が同63.7%減の4億2600万円で着地した。

■マルハニチロ <1333>  2,323円 (+246円、+11.8%)

 マルハニチロ <1333> が続急伸。3日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を3850億円から4220億円(前期比5.6%減)へ、営業利益を55億円から83億円(同16.1%減)へ、純利益を30億円から41億円(同49.5%減)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、海外漁業及び外食や業務筋への販売不振、景気後退による高単価商材の販売不振などを見込み、商事事業、海外事業における減収、商事事業、漁業・養殖事業における大幅な減益などを想定していたが、足もとで商事事業の減収減益幅が想定よりも小さく、海外事業は増益となっていることことから、上方修正したという。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高2020億5600万円(前年同期比8.9%減)、営業利益43億2500万円(同9.6%減)、純利益25億8600万円(同30.0%減)だった。

■三井倉HD <9302>  1,684円 (+172円、+11.4%)

 三井倉庫ホールディングス <9302> は後場一段高。午後1時30分ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を2200億円から2240億円(前期比7.1%減)へ、営業利益を85億円から107億円(同9.4%減)へ、純利益を48億円から52億円(同18.7%減)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響を従来の「9月末まで継続する」から「21年3月末まで継続する」に修正したものの、上期において、新型コロナウイルス感染症の影響による国内外における取り扱い減少が想定を下回ったことや、一定の稼働率までの生産回復の動きによる原材料、部品などの調達に伴い緊急性の高い輸送業務が各事業において発生したこと、更に国内のメーカー物流業務における家電関連の取り扱いが想定を上回ったことなどが寄与。また、コロナの影響により各種販管費などが想定を下回っていることも貢献する。

■イビデン <4062>  3,325円 (+337円、+11.3%)

 イビデン <4062> が続急伸し年初来高値を更新。3日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を1300億円から1350億円(前年同期比6.5%減)へ、営業利益を60億円から100億円(同30.8%増)へ、純利益を5億円から50億円(同28.3%増)へ上方修正した。主に電子事業における前期からのパソコン買い替え需要が持続したことに加えて、サーバー向けICパッケージ基板の需要が順調に推移したことが要因としている。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高648億2700万円(前年同期比11.6%減)、営業利益65億3600万円(同44.7%増)、純利益45億9600万円(同58.3%増)だった。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高3100億円(前期比4.7%増)、営業利益270億円(同37.2%増)、純利益150億円(同32.4%増)の従来見通しを据え置いている。

■丸和運輸機関 <9090>  4,240円 (+395円、+10.3%)

 丸和運輸機関 <9090> は7日続伸し、新値追いとなった。同社は3日取引終了後に、21年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比36.7%増の22億3900万円となり、上半期計画32億2000万円に対する進捗率は69.5%となった。売上高は同14.0%増の267億7200万円で着地。日用雑貨を中心とするEC・常温物流が「ECラストワンマイル当日お届けサービス」の受託エリアでの稼働拠点数及び車両台数の拡大などを背景に伸びたほか、食品物流も巣ごもり需要の高まりで物量が増加した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■スズキ <7269>  3,975円 (+283円、+7.7%)

 スズキ <7269> が続急伸。3日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算で、最終利益は前年同期比95.6%減の17億6400万円に大きく落ち込んだ。ただ、市場では200億円を超える赤字を予想する向きが多く、最終黒字で着地したことがポジティブサプライズとなっている。4~6月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響でインドを中心に自動車販売が急減し、コロナ関連の特別損失も計上したが、経費削減効果などで最終黒字は確保した。

■福井銀行 <8362>  1,704円 (+105円、+6.6%)

 3日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は44%増益で着地」が好感された。
 福井銀行 <8362> が8月3日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比43.7%増の23億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の26億円に対する進捗率は88.7%に達し、5年平均の50.3%も上回った。

■ヒロセ電機 <6806>  12,280円 (+740円、+6.4%)

 3日に決算を発表。「4-6月期(1Q)税引き前は7%増益で着地」が好感された。
 ヒロセ電機 <6806> が8月3日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比7.4%増の60.9億円に伸び、4-9月期(上期)計画の90億円に対する進捗率は67.7%に達し、3年平均の45.7%も上回った。

■三協フロンテア <9639>  3,590円 (+210円、+6.2%)

 三協フロンテア <9639> が大幅高で3日続伸。3日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高108億4800万円(前年同期比9.8%増)、営業利益16億1900万円(同15.4%増)、純利益10億1000万円(同20.8%増)と2ケタ営業増益となったことが好感された。主力のユニットハウス事業は、新型コロナウイルスの感染拡大で一部工事の休止や延期があったものの、首都圏を中心に再開発工事が継続していることを背景に堅調に推移した。 なお、21年3月期通期業績予想は、売上高460億円(前期比0.5%増)、営業利益65億円(同10.8%減)、純利益41億円(同12.0%減)の従来見通しを据え置いている。

■カプコン <9697>  4,785円 (+270円、+6.0%)

 カプコン <9697> が4連騰し、連日の上場来高値に買われた。3日の取引終了前に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高237億2200万円(前年同期比32.2%増)、経常利益106億1900万円(同37.9%増)と大幅増収増益を達成しており、これが引き続き材料視された。アミューズメント施設事業は店舗の休業などで苦戦を余儀なくされたが、デジタル販売の強化が奏功したデジタルコンテンツ事業の収益拡大が業績向上を牽引した。大型新作タイトル「バイオハザード RE:3」が堅調に推移するとともに、旧作の「モンスターハンターワールド:アイスボーン」や「バイオハザード RE:2」が続伸するなど、採算性の高いリピートタイトルが引き続き好調だった。

■長谷川香料 <4958>  2,320円 (+107円、+4.8%)

 長谷川香料 <4958> が続伸。同社は3日取引終了後に、20年9月期第3四半期累計(19年10月~20年6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比12.6%増の43億3900万円となり、通期計画48億8000万円に対する進捗率は88.9%となった。売上高は同0.2%減の376億4800万円となった。国内はやや苦戦した半面、中国や米国で食品向けが伸長。また、利益面では売上原価率の改善や販管費の減少が寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■アイル <3854>  1,524円 (+59円、+4.0%)

 アイル <3854> が続伸。3日の取引終了後、同社のBtoB専用ECパッケージ「アラジンEC」が、オービックビジネスコンサルタント <4733> の販売管理システム「商奉行クラウド」及び販売管理仕入・在庫管理システム「商蔵奉行クラウド」と連携したと発表しており、これが好感された。今回の連携により、「アラジンEC」にある取引先からの受注データを、「商奉行クラウド」「商蔵奉行クラウド」に自動で取り込むことが可能になる。また、「商奉行クラウド」「商蔵奉行クラウド」の商品・得意先・売上高・在庫データを、「アラジンEC」に自動で取り込み、取り込んだデータをもとに、「アラジンEC」により取引先別に単価や案内商品の設定も可能になるという。これにより、両社のシステムを利用する企業は、従来の入力の二度手間や確認時間が削減され、業務効率化につながるとしている。

■ALサービス <3085>  1,890円 (+68円、+3.7%)

 アークランドサービスホールディングス <3085> が続伸。3日の取引終了後に発表した7月度の月次売上高でかつやの既存店売上高が前年同月比6.9%増となり、5ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。客数が同3.4%減と6月の13.4%減から改善していることに加えて、客単価が同10.6%増となったことが寄与した。

■チームスピリット <4397>  1,925円 (+67円、+3.6%)

 チームスピリット <4397> の1800円台は依然買い場とみたい。同社は勤怠管理などの業務管理用ソフトをクラウドサービスで提供する。米セールスフォース・ドットコムとは資本・業務提携を締結しており、中堅企業を中心に需要開拓が進んでいる。19年8月期営業利益(単独ベース)は前の期比3.5倍の2億4300万円と急拡大した。20年8月期からは連結決算となるが、2億6000万円予想と実質微増益の見込み。成長鈍化見通しが嫌気されて株価は急落したものの、21年8月期以降は再び高成長路線に戻る公算が大きい。新型コロナウイルス感染症を契機に、企業のテレワーク導入の動きは中期的にも加速することが予想され、同社の収益環境に強い追い風となる可能性は高い。また、短期的にも株式需給面からリバウンド妙味が意識される。外資系経由で貸株調達による空売りなどが観測され直近の急落を助長したとみられるが、売り一巡となればその買い戻しによって株価に浮揚力が働くことが予想される。(桂)

■NTTドコモ <9437>  3,049円 (+100円、+3.4%)

 NTTドコモ <9437> が続伸。25日移動平均線をサポートラインに頑強な値動きをみせた。同社が3日取引終了後に発表した21年3月期業績予想は、売上高は1.7%減収ながら、営業利益は前期比3%増の8800億円と増益を確保する見通し。テレワーク導入加速に伴うウェブ会議システム関連などの受注が収益に寄与する見込み。ポイントとなるのは株主還元の厚さで、堅調な業績を背景に年間配当は前期実績比5円増配の125円を計画、これで15年3月期以来7期連続の増配となる。配当利回りは4%前後と高く、機関投資家や個人など中期スタンスに立ったインカムゲイン狙いの買いを引き寄せる形となった。

■三菱UFJ <8306>  412.4円 (+9.8円、+2.4%)

 三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> 、三井住友フィナンシャルグループ <8316> 、みずほフィナンシャルグループ <8411> などメガバンクがいずれも高い。きょう引け後に三菱UFJの20年4~6月期決算発表を控えるが、三井住友FGとみずほFGは既に発表を済ましており、両社とも新型コロナの影響による与信費用の増加などが収益デメリットとして反映されたものの、株価的には織り込みが進んだ。三菱UFJも業績悪についてはかなり織り込まれ、株価も前倒し的に調整が進んだ点は強みとなっている。一方、マーケットが注目するのは配当利回りの高さだ。三井住友FGが6.5%前後、みずほFGが5.6%前後、三菱UFJも6.1%前後と非常に高く、中長期スタンスでの資金流入が観測される。

■任天堂 <7974>  47,590円 (+620円、+1.3%)

 任天堂 <7974> が高水準の商いをこなし一時1600円近い上昇をみせた。マドを開け25日移動平均線との下方カイ離も一気に解消する強い動きで目を引く。なお、売買代金は東証1部でソフトバンクグループ <9984> 、ソニー <6758> に次ぐ第3位にランクインした。ここにきて巣ごもり消費のレジャー関連としてゲーム関連株が買い直される展開となった。同社は大人気の家庭用ゲーム「ニンテンドースイッチ」が払底状態に買われ、スイッチ向けソフトも「あつまれ どうぶつの森」が爆発的ヒットとなるなど収益拡大への期待が膨らんでいる。今週6日に4~6月期決算発表が予定されており、好決算を先取りする形で買いを呼び込んでいる。

■大幸薬品 <4574>  2,377円 (+30円、+1.3%)

 大幸薬品 <4574> 、川本産業 <3604> 、中京医薬品 <4558> 、大木ヘルスケアホールディングス <3417> 、ウェーブロックホールディングス <7940> など新型コロナウイルスの感染拡大に対応した防疫関連株が軒並み人気を集めた。世界的に新型コロナの感染者数の増加が一段と加速している状況にあり、日本国内でも3日は新規感染者数が959人確認され、累計感染者数は遂に4万人を超えた。これを受けて、株式市場でも除菌剤やマスク、ビニールカーテンなどを手掛ける企業の存在感が再び高まっている。

※4日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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