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【材料】テクノスジャパン---1Q増収・大幅な増益、ERPシステム導入支援業務を中心にDX推進ビジネスが順調に推移

テクノスJ <日足> 「株探」多機能チャートより

テクノスジャパン<3666>は7月31日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.7%増の20.11億円、営業利益は同54.2%増の2.60億円、経常利益は同55.0%増の2.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同74.9%増の1.98億円となった。

同社グループが属する情報サービス産業においては、「DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けたデジタル需要」と「新型コロナウイルス対策としてのデジタル需要」への対応が求められる一方で、「景気悪化による企業のIT投資抑制」の懸念が交錯する市場環境となっている。このような中で、同社グループは、ERP、CRM、CBP(独自のプラットフォーム)による企業の経営・業務システムにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進ビジネスを展開している。

基幹システム及び周辺ソリューションについて、製造業、商社・小売業向けのERPシステム導入支援業務を中心に、売上高は前年同期比5.3%増の19.60億円となった。

その他について、ツール・ライセンスの販売等により、売上高は同120.4%増の0.51億円となった。

2021年3月期通期については、売上高が前期比2.9%増の79.00億円、営業利益が同183.2%増の8.00億円、経常利益が同166.4%増の8.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同324.9%増の5.54億円とする期初計画を据え置いている。

《YM》

 提供:フィスコ

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