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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

ブランジスタ <日足> 「株探」多機能チャートより

■ブランジスタ <6176>  494円 (+80円、+19.3%) ストップ高

 ブランジスタ <6176> [東証M]がストップ高。同社は29日、子会社のブランジスタソリューションが台湾メーカーを対象にAmazon日本市場への出店をサポートする「台湾メーカー向けECサポートpro Amazon専用プラン」の提供を開始すると発表。同社は自社ECサイトやECモールに出店している事業者に、ECサイトの運営に必要な業務をワンストップで提供できる運用代行サービス「ECサポートpro」の提供を2005年から開始している。新たに始める「台湾メーカー向けECサポートpro Amazon専用プラン」は、日本進出を行っている、あるいは今後考えている台湾メーカーに、Amazon日本市場での販売に必要なさまざまなサポートを提供するほか、マニュアルの提供、台湾の同社グループ会社による綿密な現地でのサポートも可能になっているという。

■エステー <4951>  2,060円 (+221円、+12.0%)

 東証1部の上昇率トップ。エステー <4951> が急反騰、19年4月25日以来の2000円台を回復した。29日午後1時30分ごろに発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高112億1300万円(前年同期比10.9%増)、営業利益8億8300万円(同2.3倍)、純利益5億7200万円(同2.0倍)と大幅増益となったことが好感された。外出自粛のなか、巣ごもりで衣替え需要が高まり、防虫剤の「ムシューダ」や「かおりムシューダ」など既存主力品が大きく伸長したほか、新型コロナウイルスに対する除菌・衛生意識の高まりや内食需要の高まりから使い捨て手袋が大きく伸長したことが牽引した。また、主力カテゴリーでコストダウンに努めたことも寄与した。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高485億円(前期比2.0%増)、営業利益31億円(同8.1%減)、純利益20億円(同11.6%減)の従来見通しを据え置いている。

■コメリ <8218>  3,305円 (+280円、+9.3%)

 東証1部の上昇率3位。コメリ <8218> が3日続急伸し連日の年初来高値更新となった。28日の取引終了後に第1四半期(4-6月)連結決算を発表しており、売上高1118億500万円(前年同期比15.8%増)、営業利益124億1100万円(同74.3%増)、純利益85億1200万円(同76.0%増)と大幅な営業増益となったことが好感された。外出自粛要請に伴う巣ごもり消費需要の高まりを受けて、ウッドデッキやレンガなどのガーデン資材及び家庭菜園関連の商品、DIYに関連する商品などの販売が好調に推移。また、短時間で買い物を済ませたいニーズが高く、ネットで注文して店舗で受け取る「取り置きサービス」の利用が増加しEC売り上げも拡大した。利益面では、自社開発商品の売り上げ好調による売上総利益押し上げに加えて、広告媒体の紙からデジタル化への転換や緊急事態宣言に伴いチラシ広告自体を自粛したことなどが寄与した。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高3530億円(前期比1.3%増)、営業利益190億円(同2.9%増)、純利益113億円(同5.4%減)の従来見通しを据え置いている。

■SHOEI <7839>  3,015円 (+217円、+7.8%)

 東証1部の上昇率6位。SHOEI <7839> が急反発。28日の取引終了後、20年9月期の連結業績予想について、営業利益を38億7000万円から45億円(前期比7.0%増)へ、純利益を26億7000万円から31億円(同5.6%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は194億円(同4.2%増)の従来見通しを据え置いたものの、単価や利益率の高い製品へのシフトが進んでいることや、新型コロナ感染症の影響で出張費及び広告宣伝費などの販管費が減少していることなどが利益を押し上げるという。なお、同時に発表した第3四半期累計(19年10月-20年6月)決算は、売上高139億6300万円(前年同期比5.4%増)、営業利益35億3700万円(同12.1%増)、純利益24億6400万円(同14.1%増)だった。

■田岡化 <4113>  12,970円 (+610円、+4.9%)

 田岡化学工業 <4113> [東証2]が大幅に6日続伸。同社は28日取引終了後に、21年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.6倍の7億7300万円となり、上半期計画14億円に対する進捗率は55.2%となった。売上高は同37.0%増の78億3200万円で着地した。樹脂原料の出荷が増加したほか、農薬中間体や電子材料の販売が伸びたことが寄与。また、前年同期に比べ老朽更新工事などによる稼働日数減少の影響が縮小したことが利益を押し上げた。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■ブルボン <2208>  2,004円 (+84円、+4.4%)

 ブルボン <2208> [東証2]が大幅続伸。株価は一時前日比13.5%高の2179円まで上値を伸ばし年初来高値を連日更新した。28日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比95.6%増の9億3900万円に拡大して着地。上期計画の5億円を大幅に上回っており、業績上振れを期待する買いなどが向かった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請などの影響で伸び悩んだ商品群があったものの、家庭内需要の高まりでビスケット品目を中心に大袋商品やロングセラー商品の販売が伸びた。生産性向上やコスト削減の進展に加え、一部エネルギーコストが想定よりやや持ち直したことも大幅増益につながった。

■シマノ <7309>  22,260円 (+730円、+3.4%)

 シマノ <7309> が大幅反発し年初来高値を更新した。29日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1-6月)連結決算は、売上高1602億5500万円(前年同期比11.9%減)、営業利益286億7400万円(同15.8%減)と減収減益だったものの、4-6月期の営業利益は160億1600万円(同9.9%減)と減益率が縮小していることが好感されたようだ。自転車 部品では、外出・移動の規制緩和が進むにつれ手軽なレクリエーションとして、また感染リスクの低い交通手段として自転車の需要が高まったことに加えて、釣具ではアウトドアレジャーである釣りを楽しむ需要の高まりを受け、4-6月期の販売が回復したことが業績に寄与した。なお、従来未定としていた20年12月期通期業績予想は、売上高3500億円(前期比3.6%減)、営業利益635億円(同6.6%減)になるとしている。

■オムロン <6645>  7,600円 (+170円、+2.3%)

 オムロン <6645> が反発し、上場来高値を更新した。28日の取り引き終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高1464億6500万円(前年同期比8.5%減)、営業利益124億6300万円(同24.2%増)、純利益96億9000万円(同13.5%増)と、大幅営業増益となったことが好感された。主な顧客である自動車業界の設備投資低調を受けて売上高は減少したものの、デジタル業界の一部で設備投資の回復がみられたほか、コロナ禍で防疫必需品や衛生用品などの生産設備や血圧計・体温計への需要が急増し、変化対応力を発揮してこれらのニーズに対応したことが寄与。また、期初から年間200億円規模の固定費削減の運営をスタートさせたことも貢献した。なお、従来未定としていた21年3月期通期業績予想は、売上高5900億円(前期比13.0%減)、営業利益300億円(同45.2%減)、純利益165億円(同78.0%減)を見込むとしている。

■京阪神ビル <8818>  1,336円 (+25円、+1.9%)

 京阪神ビルディング <8818> が反発。28日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益が前年同期比63.9%増の16億3500万円となったことが材料視されたようだ。土地建物賃貸事業は前年同期と比べ若干の増収となったが、建築請負工事の受注が減少したことで売上高は37億8100万円と同1.3%の減収となった。一方、利益面では修繕費などの売上原価が減少したことに加え、固定資産売却による特別利益(約8億円)の計上で最終利益は6割増益を達成した。

■オービック <4684>  19,550円 (+310円、+1.6%)

 オービック <4684> が続伸。SMBC日興証券は28日、同社株の目標株価を1万3500円から1万5700円に引き上げた。投資評価は「2」を継続した。新型コロナウイルスによる売上高への影響を小幅にとどめる一方で一時的に費用が減少しており、利益が出やすい状況にあると指摘。同証券による21年3月期の予想連結営業利益を456億円から473億円に増額修正している。確度が高い増益による安心感が株価評価を高めるとみている。

■図研 <6947>  3,235円 (+50円、+1.6%)

 図研 <6947> が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が28日付で、投資判断「バイ」を継続し、目標株価を2710円から3680円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、同社の業績拡大の背景が5G対応や半導体パッケージの高度化など時流のテーマに沿ったもので、その点が好感され株価が基本的に上昇基調にあると指摘。また、5G対応などで最先端CAD「CR-8000」への買い換え需要のポテンシャルの高さなどを考慮し、21年3月期の営業利益予想を35億5000万円から36億円へ、22年3月期を同39億5000万円から41億5000万円へ引き上げている。

■電算システム <3630>  4,755円 (+65円、+1.4%)

 電算システム <3630> が反発。28日の取引終了後、行政サービスコンテンツDBの構築に独自のノウハウと実績を持つアスコエパートナーズ(東京都港区)の第三者割当増資を引き受け、資本・業務提携契約を締結したと発表しており、これが好材料視された。今回の提携は、従来とは違った切り口で自治体マーケットでのビジネス拡大を目的としたもの。アスコエパートナーズが提供する「ユニバーサルメニュー」を活用した国や自治体向けのサービス提供の取り組みは、電算システムがこれまで行ってきた決済代行サービスの税金・公共料金収納、BPOサービスの提供、システム開発など各自治体へのサービスと親和性が高いことから、提携によってスピード感をもって相互に新たなビジネスチャンスが生まれるものと期待しているという。

■ヒューリック <3003>  970円 (+13円、+1.4%)

 ヒューリック <3003> が反発。29日前引け後に発表した第2四半期累計(1-6月)連結決算が、売上高1602億6500万円(前年同期比6.3%減)、営業利益469億700万円(同20.3%増)、純利益275億4700万円(同5.4%増)と2割強の営業増益となったことが好感された。前期及び今上期に竣工、取得した物件による不動産賃貸収入の増加に加えて、販売用不動産の売り上げが順調に推移したことが寄与したという。なお、20年12月期通期業績予想は、売上高は発表しておらず、営業利益1000億円(前期比13.1%増)、純利益620億円(同5.4%増)の従来見通しを据え置いている。

※29日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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