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【市況】東京株式(大引け)=260円安と大幅に4日続落、業績悪化企業に売り膨らむ

 29日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続落。為替の円高が警戒され売りが先行した。

 大引けの日経平均株価は前日比260円27銭安の2万2397円11銭。東証1部の売買高概算は11億8639万株。売買代金概算は2兆1053億9200万円となった。値上がり銘柄数は309と全体の約14%、値下がり銘柄数は1810、変わらずは53銘柄だった。

 28日の米株式市場では、NYダウが前日比205ドル安と反落。米景気に対する先行き不安感が台頭したことが売り要因となった。また、この日の為替市場で一時1ドル=104円90銭台へ円高が進んだことも警戒された。東京株式市場で、日経平均株価は売り先行でスタートし後場にかけ下げ幅は拡大した。特に、業績悪化企業への売りが膨らんだ。業種別では33業種中で上昇したのは海運と情報・通信の2業種のみ。鉄鋼や輸送用機器、空運、電機などが下落した。

 個別銘柄では、トヨタ自動車<7203>や任天堂<7974>、ソニー<6758>が安く、レーザーテック<6920>や資生堂<4911>が値を下げた。前日の決算発表で業績悪化が表面化したキヤノン<7751>やファナック<6954>、日産自動車<7201>、吉野家ホールディングス<9861>が急落した。東京エレクトロン<8035>や中外製薬<4519>、日本取引所グループ<8697>も軟調だった。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が高く、シマノ<7309>やアドバンテスト<6857>が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やNEC<6701>、ニトリホールディングス<9843>が上昇した。第一三共<4568>やエーザイ<4523>、塩野義製薬<4507>など薬品株の一角が高い。Aiming<3911>やコパ・コーポレーション<7689>も急伸した。

出所:MINKABU PRESS

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