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【通貨】東京為替:ドル安一服も上値は重いままか

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

28日午前の東京市場でドル・円は、105円30銭近辺で推移し、上値の重い状態が続いている。米国金利の先安観は消えていないことや、米中対立の長期化観測などがドルの反発を抑えているようだ。金先物価格の急騰もドル売り材料になるとの見方が出ている。米中関係のすみやかな改善は期待できないことから、リスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円22銭から105円43銭、ユーロ・ドルは1.1747ドルから1.1774ドル、ユーロ・円は123円77銭から123円99銭。

■今後のポイント
・米国などにおけるウイルス感染拡大を懸念
・米中対立の長期化懸念
・米雇用情勢のさらなる改善は期待薄との見方

・NY原油先物(時間外取引):高値41.77ドル 安値41.60ドル 直近値41.65

《MK》

 提供:フィスコ

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