市場ニュース

戻る
 

【市況】日経VI:上昇、市場心理悪化は限定的で上げ幅やや縮小

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は27日、前日比+1.72pt(上昇率+8.20%)の22.70ptと上昇した。なお、高値は24.35pt、安値は22.65pt。連休中の米国株安を受け、今日の東京株式市場は売り先行となり、日経225先物は下げ、日経VIは上昇して始まった。ただ、寄り後の売り一巡後には売り急ぐ動きはなく、日銀によるETF買い観測も下支えする中、市場心理の悪化は限定的となり、日経225先物は取引終了までじりじりと下げ幅を縮小。日経VIは取引開始後に本日の高値水準となった後は上げ幅をやや縮めた水準で推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《YN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均