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【市況】15日の株式相場見通し=反発、NYダウ大幅続伸受け買い優勢

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 15日の東京株式市場は、前日の米株高を受け日経平均株価は反発が予想される。買い一巡後は強弱感対立のなか方向感の定まりにくい展開となりそうだ。前日の米国株市場では景気敏感株中心に買い戻されNYダウは大きく上値を指向、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数もやや上値は重かったものの反発に転じており、東京市場もリスク選好の流れを引き継ぐ展開が想定される。一方、新型コロナウイルス感染拡大に対する警戒感も拭えず、日欧の金融政策会合や米国の重要経済指標発表などを控え、積極的に上値を買い進む動きも見込みにくい。2万2800円近辺では戻り売りに押される可能性もある。

 14日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比556ドル79セント高の2万6642ドル59セントと大幅高で3日続伸。ナスダック総合株価指数は、同97.734ポイント高の1万488.577だった。

 日程面では、きょうは日銀の金融政策決定会合の結果発表と黒田日銀総裁の記者会見、6月の首都圏マンション販売、6月の訪日外客数など。また、GMOフィナンシャルゲート<4051>、アイキューブドシステムズ<4495>、KIYOラーニング<7353>がいずれもマザーズ市場に新規上場する。海外では6月の米鉱工業生産指数・設備稼働率、6月の米輸入物価指数、7月のNY連銀製造業景況指数など。

出所:MINKABU PRESS

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