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【材料】<動意株・13日>(大引け)=児玉化、アルテック、ブロッコリーなど(その2)

USENHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 USEN-NEXT HOLDINGS<9418>=3日続伸。前週末10日の取引終了後、20年8月期の連結業績予想について、営業利益を90億円から104億円(前期比26.2%増)へ、純利益を33億円から40億円(同34.1%減)へ上方修正したことが好感されている。コンテンツ配信事業がユーザー数拡大により伸長する一方、電力消費量の減少などでエネルギー事業が当初予想を下回る見通しで、売上高は1970億円から1920億円(同9.2%増)へ下方修正した。ただ、第1四半期以降の消費税率改定に伴うPOSレジ販売や、決済端末IC化による自動精算機の販売などによる利益寄与や、グループ全社で原価、販管費の圧縮と生産性改善に取り組んだことが寄与した。同時に発表した第3四半期累計(19年9月~20年5月)決算は、売上高1434億2900万円(前年同期比11.7%増)、営業利益84億1800万円(同35.8%増)、純利益31億9000万円(同29.0%増)だった。

 ワイヤレスゲート<9419>=4日ぶり反発。ここ機関投資家の実需買いが観測されている。同社は通信会社から回線を借りて公衆無線LANやWiMAXサービスを提供するビジネスを展開するが、企業のテレワーク導入加速などによりネット接続ニーズが急拡大していることが、商機拡大につながっており、ニューノーマル(新常態)の勝ち組企業としての位置づけで人気を集めている。20年12月期業績は訪日客向けSIMが落ち込む一方、テレワーク関連特需が寄与して営業利益は前期比55%増の1億5000万円と急拡大を見込む。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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