【材料】<動意株・10日>(前引け)=ドーン、Tホライゾン、PSS
ドーン <日足> 「株探」多機能チャートより
テクノホライゾン・ホールディングス<6629>=急反発。6月22日に年初来高値1003円をつけたが、その更新を意識する局面にある。レンズ技術に強みを持つFA・光学機器メーカーで、監視カメラでも実績が高いほか、認証分野での展開力にマーケットの注目が集まっている。世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、同社は子会社を通じ世界最先端のビデオ監視ソリューションを手掛ける中国Dahua社と連携し、非接触型人体測温と顔認証を同時に行える「AI顔認証付きサーマルカメラ」の販売を手掛けている。これを手掛かり材料に投資資金が継続的に流入している。
プレシジョン・システム・サイエンス<7707>=大幅続伸。75日移動平均線を足場に一気に切り返しに転じてきた。同社は9日取引終了後、日本国内で販売を計画している新型コロナウイルス対応の全自動PCR検査装置「ELITe InGenius」専用のPCR試薬「エリート MGB SARS-CoV-2 キット」が、厚生労働省健康局感染症課・国立感染症研究所による「臨床検体を用いた評価結果が取得された 2019-nCoV 遺伝子検査方法」(2020年 7 月 8 日版)において、陽性一致率100%、陰性一致率100%との結果が記載、公表されたことを発表した。これにより、同製品は保険適用の対象となる。これを材料視する形で投資資金が集中している。
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出所:MINKABU PRESS