【材料】<注目銘柄>=トップカルチ、通期業績上振れ余地大で上値再トライへ
トップカルチ <日足> 「株探」多機能チャートより
新型コロナウイルスの感染予防からマスクや除菌グッズなどの販売が堅調だったほか、巣ごもり需要の高まりを背景に主力の書籍、特撰雑貨・文具の売り上げが伸長。また、賃貸不動産収入が増えたことも寄与した。足もとではレンタル及び販売用CD・DVDが苦戦しているものの、一方で書籍はコミックや児童書、学習参考書などを中心に好調さを維持している。
株価は6月5日に年初来高値408円をつけたあと一服商状となっているが、中期トレンドを示す75日移動平均線を下回ることはなく調整幅は限定的。通期業績の上振れ余地の大きさを手掛かりとした再度の上値トライに期待したい。(参)
出所:MINKABU PRESS