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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ウエルシア、ALBERT、サーラ (8日大引け後 発表分)

ウエルシア <日足> 「株探」多機能チャートより

 8日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ウエルシア <3141>   ★3-5月期(1Q)経常は27%増益で着地
 ◆21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比27.5%増の112億円に伸びて着地。新型コロナウイルスの感染拡大で感染症予防対策商品や食品などの販売が好調だった。また、調剤は薬価改定の影響があったものの、併設店舗数の増加などで増収を確保した。

 サーラ <2734>   ★上期経常は一転21%増益で上振れ着地・通期計画を超過
 ◆20年11月期上期(19年12月-20年5月)の連結経常利益は前年同期比21.5%増の69.4億円に伸び、従来の0.3%減益予想から一転して増益で着地。空調設備などの完成工事が大幅に増加したエンジニアリング&メンテナンス事業が収益を牽引した。為替予約に係るデリバティブ評価益が増えたことも一転増益につながった。
  通期計画の63億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

 MV九州 <3171> [JQ]  ★3-5月期(1Q)経常は376倍増益で着地
 ◆21年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比376倍の7.5億円に急拡大して着地。外出自粛要請に伴うまとめ買いの増加で買い上げ点数と客単価が前年を大きく上回ったほか、中堅スーパーのレッドキャベツから譲受した店舗も売上高を押し上げた。また、チラシやテレビCMの一部自粛、出張の制限などで費用が減少したことも大幅増益につながった。
  上期計画の10億円に対する進捗率は75.1%に達しており、業績上振れが期待される。

 ALBERT <3906> [東証M]  ★今期最終を58%上方修正
 ◆20年12月期の最終利益(非連結)を従来予想の7300万円→1億1500万円に57.5%上方修正。減益率が61.0%減→38.5%減に縮小する見通しとなった。外部調査委員会による調査費用の発生に関する受取保険金が確定したことに伴い、
  6000万円を特別利益に計上することが最終利益を押し上げる。

 サンデー <7450> [JQ]  ★3-5月期(1Q)経常は95%増益で着地
 ◆21年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比95.2%増の5.2億円に拡大して着地。新型コロナウイルス感染拡大の影響でマスク、消毒液、除菌シートといった感染予防対策商品のほか、調理用品、室内フィットネス用品、軽スポーツ用品、バーベキュー用品などの販売が好調だった。また、好天に恵まれた5月に除草剤や殺虫剤といった園芸用品が伸びた。

 MV東海 <8198> [東証2]  ★3-5月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地
 ◆21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の31.6億円に急拡大して着地。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う内食ニーズの高まりなどを背景に、既存店売上高が好調に推移したことが寄与。昨年9月に経営統合したマックスバリュ中部の業績上積みも収益を大きく押し上げた。

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