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【材料】東エレクなど半導体製造装置関連は買い優勢、新型コロナ巡り強弱感対立

東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
 東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株は売り買い交錯のなかも買い優勢。前週末の米国株市場は休場だったが、週を通じて半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は強含みで推移した。半導体市況は新型コロナウイルスの感染拡大を契機として世界的にテレワークを導入する動きが加速していることで、データセンターの増設など構造的に需要増勢にあるとの認識が強まっている。一方、目先は米国などで新型コロナの感染に歯止めがかかっていないことから景気回復が遅れるとの懸念が改めて浮上、半導体セクターに対する楽観的な見方もやや後退しており、強弱感が対立する状況にあるようだ。

出所:MINKABU PRESS

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