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【市況】日経VI:低下、リスクオフムード後退で30pt下回る

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は30日、前日比-3.30pt(下落率-10.18%)の29.12ptと低下した。なお、高値は30.61pt、安値は28.34pt。前日の米国株式市場でダウ平均が580ドル高と大幅反発した流れを受け、東京市場も昨日のリスクオフムードが後退し、株式市場は買い優勢の展開となり、日経225先物は上昇、これに伴い日経VIは低下して始まった。その後、日経225先物は取引終了にかけてやや伸び悩んだが、総じて終日堅調に推移し、日経VIはほぼ終日にわたって危険水準とされる30ptを下回っての推移となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《YN》

 提供:フィスコ

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