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【市況】24日の株式相場見通し=売買交錯、欧米株高も円高を警戒

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより
 24日の東京株式市場は、売り買いが交錯し方向感の定まりにくい展開となりそうだ。前日の欧米株が総じて堅調で、米国株市場では主要株指数が揃って上昇、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新した。アップルが最高値街道を走るなどハイテクセクターへの買いが全体相場を押し上げており、トランプ米大統領の発言を受けて米中摩擦への警戒感も後退し市場心理は改善している。リスク選好の流れにあるが、外国為替市場でドル売りの動きが顕在化しており、1ドル=106円台半ばの推移とドル安・円高に振れていることは輸出主力株中心に買い手控え要因となる。

 23日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比131ドル14セント高の2万6156ドル10セントと続伸。ナスダック総合株価指数は、同74・894ポイント高の1万131.369だった。

 日程面では、きょうは日銀金融政策決定会合の主な意見(6月15~16日開催分)、5月の企業向けサービス価格指数、4月の景気動向指数(確報値)など。また、ロコガイド<4497>、フィーチャ<4052>、コパ・コーポレーション<7689>の3社が東証マザーズに新規上場。海外では、6月の独Ifo景況感指数、タイ中銀の政策金利発表、ニュージーランド中銀の政策金利発表など。

出所:MINKABU PRESS

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