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【通貨】来週の為替相場見通し=新型コロナ感染者数の動向などに注目

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週のドル円相場は、新型コロナウイルス感染者の動向や米経済指標などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=105円50銭~108円50銭。

 このところ107円台での上値の重さが目立っている。背景には米国で新型コロナウイルスの感染が再拡大していることがあり、これにより米経済活動の正常化が遅れる可能性が意識されている。また、米中関係に再び不透明感が出ていることもドルの重荷となっているもよう。トランプ米大統領は18日に「中国とのデカップリング(分断)は選択肢としてあり得る」などと発言している。投資家のリスク回避姿勢が強まった場合、ドル売り・円買いの圧力が強まるとみられるが、一方で流動性確保を目的としたドル買いが流入することも考えられる。

 また、米経済指標にも注目したい。足もとでは米5月小売売上高や6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数などが市場予想を上回った半面、米新規失業保険申請件数では雇用回復の遅れが示された。米景気の底堅さが確認できる経済指標が相次げば、ドルの買い戻しが見込めそうだ。

 来週の主な海外経済指標は、22日に米5月中古住宅販売件数、23日に米5月新築住宅販売件数と米6月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)、24日に独6月IFO企業景況感指数、25日に米1~3月期国内総生産(GDP)確定値、26日に米5月個人消費支出などがある。

出所:MINKABU PRESS

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