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【市況】東京株式(前引け)=小幅反発、朝安後は一貫して戻り足に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 10日前引けの日経平均株価は前営業日比24円19銭高の2万3115円22銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は5億8328万株、売買代金概算は1兆376億7000万円。値上がり銘柄数は960、対して値下がり銘柄数は1099、変わらずは101銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場では朝方は売り優勢の展開だったが、空売り筋の買い戻しなどが下値を支え、その後は一貫して下値を切り上げる展開で、結局日経平均は前日終値を上回る水準で着地した。前日の米株市場でNYダウは安かったもののナスダック総合指数は最高値を更新するなど、引き続き強い地合いでこの流れを引き継いだ。値下がり銘柄数が値上がりを上回り、TOPIXはマイナスだった。

 個別ではレーザーテック<6920>が物色人気。タカラバイオ<4974>が大商いでストップ高、ピーシーデポコーポレーション<7618>もストップ高となった。アイティメディア<2148>が大幅高に買われ、ウェルネット<2428>も上昇した。eBASE<3835>の上げ足も目立つ。半面、ファナック<6954>が軟調、第一三共<4568>も売りに押された。ベステラ<1433>が急落、ネットマーケティング<6175>も大幅安、北の達人コーポレーション<2930>、クオールホールディングス<3034>なども下げている。

出所:MINKABU PRESS

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