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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:共栄セキュリテは急騰、システム ディが急騰し年初来高値を更新

大日光 <日足> 「株探」多機能チャートより

<6635> 大日光 1417 +131
急反発。前日の引け後に、6月30日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と株式の流動性向上を図ることが目的。

<2980> SREHD 2234 +182
急伸。従来より東証マザーズの制度信用銘柄に選定されているが、新たに貸借銘柄に選定されたと発表。選定日は9日で、同日売買分から実施される。同社は「当社株式の流動性及び需給関係の改善を促進し、売買活性化と公正な価格形成に資する」とコメントしている。貸借銘柄選定で取引が活発化するとの期待に加え、株価が5月19日に付けた直近高値(2148円)を上回ったことも買いを後押ししているようだ。

<7058> 共栄セキュリティ 3470 +345
急騰。従来未定としていた21年3月期の営業利益予想を4.49億円(前期実績4.45億円)と発表。新型コロナウイルス感染拡大の影響は軽微と判断した。施設警備や交通誘導警備は概ね従来通り。緊急事態宣言で一部の警備体制見直しが発生したが、宣言の全面解除後は以前の体制に戻りつつあるという。また、セコム<9735>との資本業務提携は織り込んでいない。具体的な影響が明らかになり次第、適宜開示するという。

<2191> テラ 1749 -79
年初来高値。20年12月期第1四半期(20年1-3月)の営業損益を0.99億円の赤字(前年同期実績1.82億円の赤字)と発表している。売上高の落ち込み(前年同期比64.4%減)以上に売上原価が縮小(同72.4%減)したため。なお、株価は前日まで連日急上昇しており、買い先行後は利益確定の売りに押された。

<3804> システム ディ 1426 +246
急騰し年初来高値を更新。20年10月期第2四半期累計営業利益を従来予想の3.65億円から5.69億円(前年同期実績3.54億円)に上方修正している。パッケージソフトの高品質化やストックビジネスの推進、機能的な組織運営などが計画通りに進んだほか、下期に予定していた複数案件を上期に納品できたことから利益が拡大する見通し。なお、通期予想は前期比13.4%増の6.07億円で据え置いた。
《ST》

 提供:フィスコ

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