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【通貨】外為サマリー:一時108円40銭台に伸び悩み、利益確定売りに押される

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=108円59銭前後と前日の午後5時時点に比べ80銭強のドル高・円安となっている。

 2日のニューヨーク市場でドル高・円安が進んだ流れを引き継ぎ、午前9時00分過ぎには108円85銭をつける場面があった。ただ、急ピッチな上昇に対する警戒感に加え、これまで上値抵抗線となっていた108円ラインを大きく超えたことから利益確定売りが出やすく、買い一巡後は伸び悩む展開。また、時間外取引でNYダウ先物や原油先物が買われるなどリスク資産を選好する地合いのなか、ドルに比べてボラティリティが高い欧州通貨や資源国通貨に市場の関心が向かっていることも影響しているようで、午前10時40分過ぎには一時108円42銭まで押された。その後はやや持ち直したものの、手掛かり材料難から上値は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1204ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0070ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=121円66銭前後と同1円70銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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