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【市況】2日の株式相場見通し=続伸、米中対立や米国デモなど警戒し上値重いか

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京株式市場は、リスク選好の流れが継続し日経平均は続伸歩調となりそうだ。前日の米国株市場では経済再生への期待から金融株高などが牽引する形で主要株指数が上昇、日本株も海外投資家の買い戻しなどを背景に強調展開が続きそうだ。日経平均は前日にフシ目の2万2000円台を回復したが、東証1部の騰落レシオが137%弱に達するなど目先過熱感も意識されている。米中対立激化に対する懸念や米国内での抗議デモなど警戒材料も多く、上値を積極的に買い進む動きも見込みにくく、上げ幅は限定的となる可能性がある。

 1日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比91ドル91セント高の2万5475ドル02セントと3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は、同62.176ポイント高の9552.049だった。

 日程面では、5月のマネタリーベース、5月の財政資金対民間収支など。10年国債の入札も予定。海外では、豪州中銀が政策金利を発表。

出所:MINKABU PRESS

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