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【通貨】外為サマリー:107円80銭台で推移、強弱感が交錯する展開に

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=107円84銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=118円76銭前後と同80銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前9時10分過ぎに107円89銭まで上昇した後、一時107円70銭半ばまで軟化する場面があったが、午後にかけ107円80銭台を中心とする高値圏での一進一退が続いた。日経平均株価が連日の大幅高となったほか、欧州連合(EU)の欧州委員会が27日に新型コロナウイルス復興計画案を公表するなど経済支援策への期待が膨らんでいる。ただ、中国は全国人民代表大会(全人代)で香港の統治強化を目指す「香港版国家安全法」を制定する方針であり、米国との対立を警戒する動きは根強い。強弱感が交錯するなかドルは107円80銭台を中心とする値動きとなっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1012ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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