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【市況】<マ-ケット日報> 2020年5月22日

 22日の市場は日経平均が続落。終値は前日比164円安の2万388円だった。前日の米株安や米中関係を懸念した売りが出て徐々に下げ幅を拡大。週末ということもあって積極的な買いは見られず、節目の2万500円を下回ってしまった。日銀が臨時の金融政策会合を開き中小企業支援策を正式決定したが、内容は事前報道通りで改めて材料視する向きは少なかった。

 昨日の米国市場は米中の関係悪化を警戒した売りに押されてダウ平均は反落した。経済活動の再開を期待した買いで午前中は上げる場面もあったが、前日までの5営業日で1300ドルあまり上昇しており、高値警戒感から次第に利益確定売りが優勢になった。足元の経済指標は最悪に近いものばかりだが、今のところ巨額の経済・金融政策を支えに売り崩される雰囲気はない。

 さて、東京市場は買い材料乏しくこの日も様子見的な相場となった。首都圏の緊急事態宣言解除(25日予定)への期待もあったが、ここまでの感染者数減少の流れである程度織り込んでおり反応は限られた。中国で全人代が始まったが目新しい材料はなくこちらも影響なし。ファンダメンタルズの裏付けのない株価水準なだけに、短期的な売り買い中心で方向性を出すのは難しいところ。アジア株や米株価指数先物が下落しており、後場は下げ幅を広げる展開となってしまった。来週も2万円台で方向感なく上下する相場が続くだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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