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【市況】注目銘柄ダイジェスト(前場):カーバイド、オイシックス、クレオなど

カーバイド <日足> 「株探」多機能チャートより

カーバイド<4064>:1410円(+280円)
急騰。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い「タッチレス」の需要が広がっているなか、同社と日立オムロンターミナルソリューションズでは、医療機関の受付・精算機向けに、触れずに指で操作できる仮想のタッチパネルを提供すると報じられている。6月にも実証実験を始めて10月までに発売する予定のようだ。冬場に向けては感染拡大「第2波」も想定される中、活躍余地の広がりが期待される状況へ。


オイシックス<3182>:1958円(+252円)
急騰。前日に20年3月期の決算を発表、営業利益は24.7億円で前期比6.7%増益、従来予想は22億円であり、一転して増益となっている。第3四半期までは前年同期比29.5%減益での推移となっていた。また、21年3月期は30億円で前期比21.6%増と大幅増益見通し。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけとした宅配需要の拡大が続くと見込んでいる。


すかいらーく<3197>:1670円(-39円)
大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は0.4億円にとどまり、前年同期比では55億円の減少となっている。3月既存店売上高の大幅な減少によって、市場コンセンサス水準なども下回っている。通期業績計画は取り下げられたが、赤字転落は避けられないとの見方も強まっているようだ。なお、中間期配当を無配、期末配当は未定としているが、株主優待に関しては、急な制度変更は現時点でできないとしている。


MESCO<1737>:906円( - )
ストップ高買い気配。前日に20年3月期の決算を発表、営業利益は1.6億円で前期比92.9%の大幅減益となったが、従来計画の0.1億円は上回った。原価低減や販管費削減効果が上振れ要因に。また、21年3月期は10.5億円で同6.7倍の大幅増益見通し。前期に落ち込んだエンジリニアリング事業の大幅な回復が主因。ちなみに、同事業の期末受注残高は19年3月末比で倍増となっている。


クレオ<9698>:1285円(+81円)
大幅に3日ぶり反発。23年3月期までの中期経営計画を策定したと発表している。23年3月期の営業利益目標は18.00億円(20年3月期実績は10.44億円)、営業利益率目標は10.0%(同7.1%)。中計の基本方針として、1.事業構造や事業ポートフォリオの転換、2.持続的成長に向けた人財育成・活用、3.変化、リスクに対応できる柔軟な組織、業務プロセスへの変革?を挙げている。


山王<3441>:872円(+14円)
大幅に反発。東京工業大学及び産業技術総合研究所と共同で研究・開発した「水素透過膜及びその製造方法」について、特許を取得したと発表している。高価なパラジウムの使用量を抑制して低コストで水素透過膜を製造することができる。このため、安価な水素精製装置を提供することが可能になるという。水素エネルギー関連分野での実用化が期待されるとしており、将来の利益拡大に資するとの期待から買いが入っているようだ。


アンジェス<4563>:1825円(+67円)
大幅に続伸。日本医療研究開発機構(AMED)が公募した創薬支援事業「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」に、アンジェスが大阪大学との共同開発として応募し、採択されたと発表している。研究開発期間は5月-21年3月で、研究費は20億円(直接経費)。AMEDの支援により、新型コロナ感染症向けDNA ワクチンの共同開発を加速化させていくとしている。

《ST》

 提供:フィスコ

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