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【材料】セントケアが大幅反落、20年3月期営業利益は計画下回って着地

セントケア <日足> 「株探」多機能チャートより
 セントケア・ホールディング<2374>が大幅反落している。21日の取引終了後に発表した20年3月期連結決算が、売上高431億6700万円(前の期比5.0%増)、営業利益14億6800万円(同25.0%減)、純利益8億3000万円(同10.8%減)と大幅減益となり、営業利益が従来予想の19億8600万円を下回って着地したことが嫌気されている。

 訪問看護や小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護などのサービスを中心に30カ所の新規開設を行ったことが寄与し売上高は増加したが、サービス体制維持のために外注派遣費が増加したことや、19年10月の消費税増税に伴う控除対象外消費税額などが増加したことなどで売上原価が増加したことが利益を圧迫した。なお、21年3月期業績予想は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を現段階で合理的に算定することが困難であるとして未定としている。

出所:MINKABU PRESS

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