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【材料】プロスペクト---20年3月期増収、不動産販売事業・再生可能エネルギー事業が業績に寄与

プロスペクト <日足> 「株探」多機能チャートより

プロスペクト<3528>は15日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比6.4%増の67.31億円、営業損失が12.81億円(前期は66.53億円の損失)、経常損失が4.35億円(同67.80億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が2.37億円(同84.45億円の損失)となった。

不動産販売事業 マンション分譲について、当年度においては、「ザ・グローベル石神井公園」(全21戸)をはじめ、「グローベルマンション」3棟、70戸を竣工した(前年度は3棟、111戸の竣工)。販売状況は、当年度において45戸、20.16億円の新規契約(前年度は103戸、42.71億円)を行うとともに、前期契約分を含め56戸を引渡し、売上高は26.02億円、セグメント利益は0.20億円となった(前年度は96戸、38.29億円の売上高、3.21億円のセグメント利益)。

不動産販売事業 土地建物について、販売状況は、当年度において区分所有マンションのリノベーション再販1戸(専有面積176.58平方メートル)2.12億円の新規契約(前年度はマンション一棟(全37戸、総専有面積1,508.01平方メートル)19.50億円)を行うとともに、売上高は19.67億円、セグメント利益は3.68億円となった。(前年度の販売実績はない)。


不動産販売事業 注文住宅について、販売状況は、当年度において47棟、12.76億円の新規契約(前年度は78棟、21.04億円)を行うとともに、前期契約分を含め65棟を引渡し、売上高は20.44億円、セグメント利益は0.71億円となった(前年度は58棟、20.98億円の売上高、0.69億円のセグメント利益)(リフォーム等を含む)。

アセットマネジメント事業について、販売状況は、当年度において売上高損失が10.10億円、セグメント損失が11.73億円となった。(前年度は58.85億円の売上高損失、61.56億円のセグメント損失)。なお当年度において、株式運用業務としてのアセットマネジメント事業から撤退をしている。

再生可能エネルギー事業について、販売状況は、当年度において売上高は10.99億円、セグメント利益は2.91億円となった(前年度は5.69億円の売上高、0.65億円のセグメント利益)。

その他について、不動産賃貸事業が主であり、同社所有のマンション等を賃貸している。販売状況は、当年度において売上高は0.19億円、セグメント利益は0.08億円となった(前年度は0.45億円の売上高、0.16億円のセグメント利益)。

2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響を現段階で適正かつ合理的に算定することが困難なことから未定とし、今後、業績予想の開示が可能となった段階で速やかに開示するとしている。

《SF》

 提供:フィスコ

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