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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:GMO-PG、ダイフク、NEC

NEC <日足> 「株探」多機能チャートより
■ライフネット生命保険 <7157>  898円  +131 円 (+17.1%)  11:30現在
 ライフネット生命保険<7157>が続急騰。株価は前日比18.8%高の911円と約7年ぶりの高値圏に急浮上している。12日の取引終了後に発表した4月の業績速報で、新契約件数が前年同月比98%増の1万1078件となったことが好感されている。また、新契約の年換算保険料は4億5600万円(同87%増)となり、4月単月の新契約業績は過去最高を更新した。4月から「セブン・フィナンシャルサービスの生命ほけん」の提供を開始したことがプラスに働いているようだ。保有契約件数は37万4344件となり、業績への貢献が期待されている。

■ダイヘン <6622>  3,610円  +385 円 (+11.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 12日に決算を発表。「前期経常は7%増益で上振れ着地・1-3月期(4Q)経常は27%増益、今期業績は非開示」が好感された。
 ダイヘン <6622> が5月12日大引け後(15:20)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比7.3%増の93.5億円に伸び、従来予想の88億円を上回って着地。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。
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■GMOクラウド <3788>  3,770円  +400 円 (+11.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 12日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は24%増益で着地」が好感された。
 GMOクラウド <3788> が5月12日大引け後(15:31)に決算を発表。20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比24.5%増の4.9億円に伸び、通期計画の15.7億円に対する進捗率は31.4%に達し、5年平均の24.8%も上回った。
  ⇒⇒GMOクラウドの詳しい業績推移表を見る

■自律制御システム研究所 <6232>  3,185円  +305 円 (+10.6%)  11:30現在
 12日に決算を発表。「前期経常は黒字浮上で上振れ着地・1-3月期(4Q)経常は11倍増益、今期業績は非開示」が好感された。
 自律制御システム研究所 <6232> [東証M] が5月12日大引け後(15:45)に決算を発表。20年3月期の経常損益(非連結)は2.3億円の黒字(前の期は1.7億円の赤字)に浮上し、従来予想の1.8億円の黒字を上回って着地。なお、21年3月期の業績見通しについては配当(無配)以外は開示しなかった。
  ⇒⇒自律制御システム研究所の詳しい業績推移表を見る

■GMOインターネット <9449>  2,653円  +253 円 (+10.5%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 12日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は65%増益で着地」が好感された。
 GMOインターネット <9449> が5月12日大引け後(15:31)に決算を発表。20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比64.9%増の80.5億円に拡大した。
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■GMO-PG <3769>  11,210円  +880 円 (+8.5%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 12日に決算を発表。「上期税引き前は一転27%増益で上振れ着地」が好感された。
 GMOペイメントゲートウェイ <3769> が5月12日大引け後(15:31)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年9月期第2四半期累計(19年10月-20年3月)の連結税引き前利益は前年同期比26.9%増の52.4億円に伸び、従来の0.3%減益予想から一転して増益で着地。
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■アニコムHD <8715>  4,370円  +300 円 (+7.4%)  11:30現在
 12日に決算を発表。「今期経常は32%増で4期ぶり最高益更新へ」が好感された。
 アニコム ホールディングス <8715> が5月12日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比3.9%減の21.8億円になったが、21年3月期は前期比32.5%増の29億円に拡大を見込み、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。11期連続増収になる。
  ⇒⇒アニコムHDの詳しい業績推移表を見る

■帝国繊維 <3302>  2,354円  +120 円 (+5.4%)  11:30現在
 12日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は18%増益で着地」が好感された。
 帝国繊維 <3302> が5月12日大引け後(15:30)に決算を発表。20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比17.5%増の35億円に伸び、通期計画の42億円に対する進捗率は83.4%に達し、5年平均の42.3%も上回った。
  ⇒⇒帝国繊維の詳しい業績推移表を見る

■ダイフク <6383>  7,860円  +400 円 (+5.4%)  11:30現在
 12日に決算を発表。「今期経常は2%増益へ」が好感された。
 ダイフク <6383> が5月12日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比26.6%減の409億円になったが、21年3月期は前期比2.0%増の418億円に伸びる見通しとなった。
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■NEC <6701>  4,620円  +230 円 (+5.2%)  11:30現在
 NEC<6701>が全体軟調地合いのなか、大幅高で4連騰と気を吐いている。同社が12日取引終了後に発表した20年3月期の営業利益は前の期比2.2倍の1276億900万円と大幅な伸びを達成、さらに21年3月期については前期比17.5%増の1500億円と2ケタ成長を見込んでいる。また、年間配当も前期比10円増配となる80円を計画しており、これを評価する形で投資資金が流入した。テクニカル的にも75日移動平均線を大きく上放れており、上昇トレンド入りを明確にしている。

■JTOWER <4485>  4,300円  +190 円 (+4.6%)  11:30現在
 JTOWER<4485>が大幅高で5連騰。12日取引終了後に発表した21年3月期の連結業績予想は売上高33億8100万円(前期比32.2%増)、経常利益1億700万円(同21倍)に伸び、いずれも過去最高を更新する見通しとなったことが好材料視された。携帯キャリアの設備投資効率化ニーズが高まるなか、5G基地局整備などで通信インフラシェアリングの需要を取り込むほか、海外でも新興国を中心に導入施設の増加に注力する構えだ。同時に発表した20年3月期の経常損益は500万円の黒字(前の期は1億6600万円の赤字)に浮上し、従来予想の1億3800万円の赤字予想から一転して黒字で着地した。国内IBS事業の好調やタワー事業で先行投資費用を抑制したことが業績上振れの要因となった。

■加賀電子 <8154>  2,140円  +91 円 (+4.4%)  11:30現在
 加賀電子<8154>が大幅反発。12日取引終了後、20年3月期の連結経常利益を従来予想の90億円(前の期比14.5%増)から100億円(同27.2%増)に上方修正すると発表。従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せする形となり、これを好材料視する買いが向かった。前期業績の上方修正は2月に続き、2回目となる。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、中国やマレーシアなど海外EMS生産拠点の操業を一時休止したものの、部品調達不足を懸念した顧客からの前倒し受注があったほか、外出自粛を背景に経費支出を抑制したことも奏功し、計画を上回って着地した。また業績好調を踏まえ、前期の年間配当を従来計画の60円から70円に増額修正したことも好感されたようだ。

■NECネッツエスアイ <1973>  5,080円  +185 円 (+3.8%)  11:30現在
 NECネッツエスアイ<1973>が全体下げ相場に抗して大幅続伸。新型コロナウイルスによる企業業績への影響が警戒されているが、ソフト開発やセキュリティーなどに絡むIT周辺企業はむしろ業績面で追い風になっているところも多い。同社はNEC<6701>が筆頭株主で4割弱の株式を保有している。親会社のNECの業績は絶好調で20年3月期の営業利益が前の期比倍増を達成、21年3月期も18%の伸びを見込んでいるが、通信システム構築を担うNESICも企業のテレワーク導入加速が利益成長の原動力ともなり、前期に続いて今期も増益トレンドを確保する公算が大きい。今月末の株主を対象に1株を3株にする株式分割を行う予定で、この権利取り狙いの買いも呼び込んでいる。

■川田テクノロジーズ <3443>  5,150円  +180 円 (+3.6%)  11:30現在
 川田テクノロジーズ<3443>が反発している。12日の取引終了後、集計中の20年3月期連結業績について、売上高が1200億円から1270億円(前の期比7.3%増)へ、営業利益が54億円から67億円(同10.5%増)へ、純利益が52億円から64億円(同5.6%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。大型工事の設計変更の交渉が予想以上に順調に進んだことに加えて、持ち分法適用関連会社の業績が順調に推移したことが寄与した。

■コーア商HD <9273>  1,536円  +300 円 (+24.3%) ストップ高   11:30現在
 コーア商事ホールディングス<9273>がストップ高。12日の取引終了後、20年6月期の連結業績予想について、売上高を150億円から158億円(前期比3.9%増)へ、営業利益を13億円から19億5000万円(同61.1%増)へ、最終利益を8億5000万円から13億5000万円(同2.1倍)へ上方修正し、それに伴い従来24円を予定していた期末一括配当を30円にするとしたことが好感されている。原薬販売事業で、売上構成が利益率の低い商品から利益率の高い商品へ変化していることが牽引する。また、医薬品製造販売事業で一部製品の受託製造が堅調に推移していることも寄与する。

●ストップ高銘柄
 山喜 <3598>  213円  +50 円 (+30.7%) ストップ高   11:30現在
 ピアズ <7066>  1,919円  +400 円 (+26.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 エクスモーション <4394>  1,688円  +300 円 (+21.6%) ストップ高   11:30現在
 など、12銘柄

●ストップ安銘柄
 ホロン <7748>  5,650円  -1,500 円 (-21.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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