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【市況】マザーズ先物概況:小反落、バイオ関連銘柄の利益確定売り広がる


12日のマザーズ先物は前日比2.0pt安の815.0ptと小幅に反落して終了した。高値830.0pt、安値は807.0pt。取引高は3725枚。

本日のマザーズ先物は、ほぼいってこいとなった。前日の米ハイテク株高や円安進行といった良好な外部環境の好転を映して、個人投資家のマインド改善が続き、朝方は買いが先行して始まり、マザーズ先物は一時前日比13.0pt高の830.0ptまで値を上げた。日経平均も堅調に推移していることも買い安心感につながったほかラクス<3923>など指数寄与度の高い銘柄が堅調に推移したこともプラスに働いた。ただ、マザーズ先物はこのところの上昇ピッチが速いだけに、戻り待ちの売りなどが控えているほか、直近で物色人気を集めていたアンジェス<4563>が3日続落するなど調整色を強めており、「目先の利益を確保する売りも出ている」との声も聞かれ、買い一巡後は買い見送りムードが強まっていた。本日のマザーズ市場では、今期大幅な営業減益見通しのソケッツ<3634>が前日比123円(-11.20%)安の975円と4日ぶりに大幅に反落し、直近の株価上昇の反動安場面が続いたアンジェス<4563>が前日比151円(-10.07%)安の1348円と大幅に3日続落した。また、HMT<6090>、松屋R&D<7317>、サマンサJP<7829>などが値下がり率上位になった。
《FA》

 提供:フィスコ

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