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【材料】電算システム---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、情報サービス事業及び収納代行サービス事業ともに堅調

電算システム <日足> 「株探」多機能チャートより

電算システム<3630>は1日、2020年12月期第1四半期(20年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.4%増の111.27億円、営業利益が同42.3%増の11.13億円、経常利益が同48.4%増の11.62億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同43.8%増の7.52億円となった。

情報サービス事業の売上高は前年同期比16.9%増の70.54億円、営業利益は同55.3%増の9.84億円となった。情報処理サービスは、各種ギフト処理サービスなどの処理件数が低調に推移し売上が減少した。一方、SI・ソフト開発及び商品販売は、オートオークション業務システム、教育関連システム、デジタルサイネージやG Suiteなどクラウド関連サービスなどの案件により大きく伸長した。また、各種業務の効率化を進めた結果、利益面でも大きく伸長した。

収納代行サービス事業の売上高は前年同期比0.7%増の40.73億円、営業利益は同2.0%増の1.48億円となった。主力のコンビニ収納の件数は対前年同期比増加しているものの、新型コロナウィルスの影響により、定期購入型以外の不要不急商品では買い控えがあり、取扱件数の伸び率は苦戦を余儀なくされた。一方、前期獲得先の稼働が逐次始まってきており、その伸び率は次第に回復してくると見込んでいる。また当期に入って、国際送金部門が黒字に転化した。全体としては売上の伸び支えとなる地方公共団体を含む新規先の獲得状況は順調に推移しており、通期計画達成を見込んでいる。

2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.4%増の440.00億円、営業利益が同5.1%増の23.85億円、経常利益が同3.9%増の24.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.0%増の16.22億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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