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【特集】個人投資家・有限亭玉介:新型コロナ拡大を背景にした注目個別株【FISCOソーシャルレポーター】

日本サード <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2020年4月28日10時に執筆


株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『新型コロナ拡大を背景にした注目個別株』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。


まず最初にご紹介するのが日本サード・パーティ<2488>です。 AIやICTに強みを持ち、Web試験配信プラットフォームなどの教育ソリューションを手掛ける同社は、2月13日の決算発表で今期の経常利益を上方修正しております。 新型コロナウイルス感染拡大により、医療分野や教育ICTにも知見を持つ同社は、AI活用の分野においてその活躍が期待されますな。RPA関連サービスの受注も増やしており、省人化・働き方改革のテーマ性でも今後は注目されるでしょう。チャート(週足)は、下値を切り上げて13週線を上抜いており、5月25日の決算までどのように動くかチェックしております。

2つ目の銘柄は電子マネーなどのキャッシュレス関連よりビリングシステム<3623>です。大手メガバンクとも取引もあり、多種多様な決済サービスを手掛ける同社はキャッシュレス関連株としても知られています。現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止による自由な外出・買い物等ができなくなり、EC利用が増加傾向で、その決済という分野において同社には強みがあります。チャート(週足)は、昨年10月より下落トレンドが続いていたものの、直近では13週線を上抜いております。目先は上値が重いながらも足場を固めていくのではと見ていますが、5月13日の決算発表も見据えておきたいところです。

3つ目の銘柄もEC需要の増加で注目されているロジザード<4391>です。物流や在庫管理に強みをもつクラウドサービスを展開する同社は、4月6日にクラウド型の倉庫管理システムである「ロジザードZERO」と、Hamee<3134>の手掛けるECプラットフォーム「ネクストエンジン」の連携機能を追加したと発表すると、株価は動意しました。物流業界は人手不足が課題となっており、同社のシステムのアカウント数も増加しております。3月23日に安値850円をつけてから切り返してきたチャート(日足)は、現在まで25日線を上抜いています。5月13日の決算前後での値動きも注視したいですな。

4つ目の銘柄は遠隔医療関連よりJMDC<4483>です。医療機関と放射線診断専門医をクラウドで繋ぎ、遠隔で画像診断ができるASPサービス等を提供する同社は、政府が推進するオンライン診療関連として思惑があります。新型コロナウイルス感染対策として、原則として対面診療となっている初診でも、政府がオンラインを認める方針と検討しているとの事で、同社が人気化する素地はあるでしょうな。今週チャート(週足)は13週線を上抜いて推移し、上場来高値も視野にする位置にあります。医師不足を解消できる同社のマッチングサービスは、新型コロナ以後も活躍が期待されますな。決算は5月14日となります。



と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《SF》

 提供:フィスコ

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