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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

ジェクシード <日足> 「株探」多機能チャートより

■ジェクシード <3719>  129円 (+30円、+30.3%) ストップ高

 ジェクシード <3719> [JQ]がストップ高。同社は6日、リクルートホールディングス <6098> 傘下のリクルートと、外国企業に向けた日本市場参入支援サービスで業務協力基本協定を締結したと発表。今後の展開などが期待されたようだ。同社はこれまで、北米、南米、欧州、韓国、中国、香港の企業に対して市場調査や参入戦略立案、連結決算のシステム実装などの日本市場参入支援サービスを提供した実績を持つ。同社は今回の業務協力により、海外企業向け日本市場進出支援コンサルティングサービス「GX_Incubation」に、「経営幹部及び従業員の採用支援」を追加して提供を開始するとしている。

■パークシャ <3993>  1,930円 (+400円、+26.1%) ストップ高

 PKSHA Technology <3993> [東証M]がストップ高。6日の取引終了後、東京海上ホールディングス <8766> と資本・業務提携に向けて基本合意したと発表しており、これが好感された。今回の合意は、東京海上HD及びその子会社や関連会社との協業体制を一段と拡大し、相互にシナジーを発揮させることで保険領域における取り組みを積極化するのが狙い。資本提携では、東京海上日動火災保険がパークシャの発行済み株数の0.7%に相当する21万4000株を取得し、業務提携に関しては具体的な内容が合意されたら開示するとしている。

■農業総研 <3541>  429円 (+80円、+22.9%) ストップ高

 農業総合研究所 <3541> [東証M]が連続ストップ高。6日に続き7日も値幅制限いっぱいまで買われた。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続くなか、大規模な移動制限による人手不足や物流の混乱などを背景に、ロシアなどが穀物の輸出制限を強めている。また、アフリカやアジアでバッタによる農産物の被害が広がっており、世界的に食糧生産量が減少することも警戒されている。こうしたなか、野菜や果物の直売所を運営する同社に思惑買いが流入した。

■F-ブレイン <3927>  866円 (+150円、+21.0%) ストップ高

 フーバーブレイン <3927> [東証M]がストップ高。6日の取引終了後、ネットワークとセキュリティーをクラウド統合した世界初のSASE(サシー)プラットフォーム「Cato Cloud(ケイトークラウド)」の提供を開始すると発表しており、これが好感された。SASEは、英ガートナー社が提唱している、ネットワークとセキュリティの新しいアーキテクチャ。同サービスは、従来のネットワークセキュリティーの強化に必要だった複数機器や複数サービスの導入を不要とし、一つのサービスで低コストかつ短時間で安全なネットワークアクセスを実現するのが特徴。利用者は、使用するモバイル機器にエージェントをインストールするかブラウザアクセスするだけでよく、在宅勤務だけではなく、従業員が働きたい時に、働きたい場所で働く「働き方改革」の推進もサポートするとしている。

■ポート <7047>  620円 (+100円、+19.2%) ストップ高

 ポート <7047> [東証M]がストップ高。6日の取引終了後、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて、高血圧の患者を中心に初診からオンライン診療を提供する環境の準備が完了したと発表しており、これが好感された。テレメディーズ(東京都千代田区)と連携して行うもので、ユーザーは専用アプリをダウンロードして会員登録すると、アプリを通じて専門医療機関からオンラインで高血圧を中心とした診療を受けることが可能になるという。また、アプリを使用して継続的にオンラインでの高血圧治療を受けることもできるとしている。なお、同取り組みによる業績への影響は、短期的には軽微としている。

■プレサンス <3254>  1,010円 (+150円、+17.4%) ストップ高

 東証1部の上昇率4位。プレサンスコーポレーション <3254> がストップ高。6日取引終了後、オープンハウス <3288> と資本・業務提携したと発表。併せてオープンハウスがプレサンス株式を議決権ベースで33%取得し、同社を持ち分法適用関連会社化することを明らかにしており、これを好感する買いが殺到した。プレサンスはマンション開発大手で高収益企業としても知られているが、昨年12月に前代表取締役社長の山岸忍氏が業務上横領の容疑で逮捕されたことを受けて信用が失墜し、株価は昨年11月の高値の半値以下の水準で推移していた。今回の提携を通じ、オープンハウスによる信用補完で不安払拭を図るほか、関西圏を主力とする同社と関東圏に強みを持つオープンハウスの相互補完による事業拡大や商品ラインアップの拡充などを目指す。なお、オープンハウスの株価も急騰した。

■東名 <4439>  1,031円 (+150円、+17.0%) ストップ高

 東名 <4439> [東証M]がストップ高。6日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(19年9月-20年2月)連結業績について、営業利益が3億5600万円から4億2300万円(前年同期比40.5%増)へ、純利益が2億9300万円から3億2900万円(同10.8%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。売上高は57億9600万円から56億6400万円(同6.4%増)へやや下振れたものの、他社からの契約変更による新規獲得よりも既存顧客の解約抑止に注力したことで、解約違約金の費用負担が想定を下回ったことに加えて、人件費や採用費が予想を下回ったことが要因。また、投資有価証券売却益の計上なども寄与したという。

■システム情報 <3677>  717円 (+100円、+16.2%) ストップ高

 東証1部の上昇率6位。システム情報 <3677> がストップ高。7日午後2時ごろ、テレワーク サービス「Telekumo(テレクモ)」の提供を開始したと発表しており、これが好材料視された。同サービスは、同社が行ってきたリモートワークの実績とノウハウを集約し、外部の顧客に向けたサービスとして提供するもの。子会社シンクスクエアが提供する仮想デスクトップクラウドサービスの「Thinkumo(シンクモ)」の仮想デスクトップ上にテレワークを実現するための機能・サービス群を搭載し、「リモート会議」や「ビジネスチャット」機能によるリモート環境でのコミュニケーションの実現や、クラウド上のストレージを活用した「ファイル共有」機能、統合セキュリティー管理を実施するための「セキュリティー管理」機能などを搭載しているという。また、「勤怠管理」や「スケジュール共有」などのオプション機能も順次追加するとしている。

■ピアラ <7044>  1,083円 (+150円、+16.1%) ストップ高

 ピアラ <7044> [東証M]がストップ高。6日取引終了後、グループの業績について現状で特に新型コロナウイルスの影響は見られないと発表しており、これを好感する買いが向かった。主力のECマーケティングテック事業はビューティ&ヘルス業界と食品業界でEC販売を主とする顧客にECマーケティングを支援しており、取り引きに問題はなく業績に影響はないとした。また、広告マーケティング事業、海外事業については業績への影響は軽微としている。

■ドリームI <4310>  1,114円 (+150円、+15.6%) ストップ高

 東証1部の上昇率8位。ドリームインキュベータ <4310> がストップ高。6日に発表した「2.57%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の2.57%にあたる25万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月8日から21年3月31日まで。

■トーセイ <8923>  1,006円 (+126円、+14.3%)

 東証1部の上昇率10位。トーセイ <8923> が続急騰。6日の取引終了後に発表した第1四半期(19年12月-20年2月)連結決算が、売上高234億6800万円(前年同期比37.6%増)、営業利益55億3500万円(同77.1%増)、純利益35億8700万円(同76.2%増)と大幅増益となったことが好感された。18棟のバリューアップ物件の販売を行ったほか、Restyling事業で2戸の販売を行った不動産流動化事業が好調だったことが業績を牽引した。また、不動産管理事業で新規契約の獲得や既存契約の維持に努めたことも奏功した。なお、20年11月期通期業績予想は、売上高803億5400万円(前期比32.3%増)、営業利益137億3700万円(同8.2%増)、純利益88億800万円(同4.3%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を70万株(発行済み株数の1.47%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は4月8日から10月31日までで、株主還元水準の向上や資本効率の改善を図ることが目的としている。

■Hamee <3134>  1,032円 (+118円、+12.9%)

 Hamee <3134> が続急騰。6日の取引終了後、同社のクラウド(SaaS)型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」と、ロジザード <4391> [東証M]の提供するクラウド型WMS(倉庫管理システム)「ロジザードZERO」の連携について、連携機能を追加したと発表しており、これが好感された。今回の機能追加は、今年1月に開始したAPIによる自動連携機能に加えて、4月7日から出荷報告と在庫情報の自動連携機能を追加するというもの。これにより「ネクストエンジン」は「ロジザードZERO」と提携する倉庫への出荷業務を完全自動化し、EC事業者の出荷業務にかかる時間を大幅に削減することが可能となるとしている。

■ステムリム <4599>  340円 (+35円、+11.5%)

 ステムリム <4599> [東証M]が続急騰。7日午前9時ごろ、栄養障害型表皮水疱症を対象とした骨髄間葉系幹細胞動員医薬「KOI2」(HMGB1ペプチド)に関して、第2相医師主導臨床試験の終了に伴うマイルストーンを達成したと発表しており、これが好材料視された。今回のマイルストーン達成は、塩野義製薬 <4507> とのライセンス契約に基づくもので、マイルストーンペイメントの具体的な金額は非開示となっている。なお、同件により、20年7月期業績予想における事業収益4億円を達成する見込みとしている。

■ルネサス <6723>  408円 (+41円、+11.2%)

 ルネサスエレクトロニクス <6723> が続急騰。7日、産業オートメーション機器向け32ビットRXマイコン「RX72N」及び「RX66N」を発売したと発表しており、新製品の業績への貢献を期待した買いが入った。今回発売した両製品は業界最速クラスの120メガヘルツで読み出し動作が可能なフラッシュメモリを業界最大クラスの4メガバイト搭載し、さらに、SRAMを1メガバイト搭載。これらのメモリにより、読み出しの遅い外付けメモリを使用する必要がないため、CPUの性能を最大限に発揮できるのが特徴という。また、今までの汎用マイコンでは実現できなかったWVGAなどの高解像度グラフィックスを1チップで実現することも可能となるとしている。

※7日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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