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【通貨】外為サマリー:一時108円60銭台に軟化、NYダウ先物安が影響

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=108円83銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高となっている。

 前日のニューヨーク市場では欧米での新型コロナウイルスの感染拡大ペースが鈍化しつつあるとの見方からドル買い・円売りが優勢だったが、欧州時間につけた高値109円38銭を上抜けることができなかったため、この日の東京市場では上値の重さが意識された。きょう夜に安倍首相が開く会見を見極めたいとして積極的な売買が手控えられるなか、足もとでドル買いに傾いていた向きの利益確定売りなどに押される展開。時間外取引のNYダウ先物が一時下げ幅を広げたことも影響し、午後1時40分過ぎには108円67銭まで軟化する場面があった。
  
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0829ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=117円85銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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