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【通貨】外為サマリー:108円20銭前後で推移、期末のドル買い一服後は軟化

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 31日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=108円20銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=119円22銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

 この日は3月末の期末で、ドル買い需要が膨らみ、午前9時50分過ぎに一時108円71銭までドル高・円安が進んだ。ただ、その後は午後にかけ軟化した。この日、中国国家統計局が発表した3月製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.0と2月の35.7から急回復した。市場予想(45.0)も大きく上回った。新型コロナウイルスの感染拡大で2月に急低下したPMIは、感染の勢いが止まるとともに急回復した格好だが、市場への影響は限定的だった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1019ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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