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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 3月29日版(2)

2.週明け後、NYダウが上昇なら2万5000ドル目指す
 2010年以降、自動売買による高速取引が盛んになったことで、徐々に値動きに変化が出てきています。過去と現在のチャートの比較ではっきりとわかる違いは、上昇の仕方です。
 値幅の大きな上昇は、市場参加者の共通の認識を探るため、上値、下値を試しながらジグザグに日柄をかけて上げ幅を拡大していきます。
 これまでは価格が上昇する場合、長い期間で振れ幅の伴った下げを何度か経過しながら、ジグザグに上げていました。
 一方、最近では値幅の伴った下げが何度も入らず、一気に行けるところまで到達して、保ち合い入りして動かなくなる(一定のレンジ内での取引になる)という傾向があります。
 これはコンピューターによる高速取引が市場全体の状況を瞬時に共有してしまい、日柄をかけて下げられない場所を試す必要がなくなったため表れている動きだと推測しています。
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