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【通貨】外為サマリー:一時1ドル108円90銭近辺に軟化、レパトリに絡む売りを意識

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円02銭前後と前日の午後5時時点に比べ1円40銭強のドル安・円高となっている。

 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円58銭前後と前日に比べて1円60銭強のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された週間の米新規失業保険申請件数が急増し、米景気の先行き不透明感からドル売り・円買いが優勢となった。また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がテレビ番組のインタビューで追加緩和の可能性に言及したことも影響し、一時109円21銭まで軟化した。

 この流れを引き継いだ東京市場は軟調な展開で、午前9時50分過ぎには一時108円89銭をつけた。前日のNYダウが大型経済対策の早期実現期待から大幅続伸したことでドル資金需要が後退しているなか、年度末を控えたレパトリエーション(海外にある資金を自国内に戻すこと)に伴うドル売り・円買いなどが意識されているようだ。109円ラインを下回る水準では売り込みにくさも感じられるが、戻りは鈍い状況となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1035ドル前後と同0.0110ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=120円30銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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