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【市況】<マ-ケット日報> 2020年3月26日

 26日の市場は日経平均が4日ぶりに大幅反落。終値は前日比882円安の1万8664円で再び1万9000円台を割り込んだ。新型肺炎感染者の国内増加を受けて東京など関東圏で外出自粛が強まり、経済停滞を懸念する売りが急速に広がった。国内の経済対策で50兆円規模の話しが出ているが、規模が不十分であまり材料視されていないようである。

 昨日の米国市場は2兆ドル規模の経済対策の協議進展を受けてダウ平均は続伸した。一時は1300ドルほど値上がりしたが戻り待ちの売り物に押されて上げ幅を1/3程度に縮めている。2兆ドルは米GDPの1割程度で数ヶ月程度なら効果をもちそうだが、長期化が懸念されているので今後は追加策を迫られるだろう。目先はこの材料とともに戻り一巡でナスダック指数は早くも反落している。

 さて、東京市場は前日の米株高までは織り込み済みで、この日は首都圏が新型肺炎の感染爆発寸前の状態というのを嫌気して幅広い銘柄に売りが出た。都市封鎖の影響は読みきれず、国内経済対策50兆円という話は掻き消された格好だ。後場には一時、日銀によるETF買い支え期待もあって一定水準でもみ合っていたが、ラスト15分はその効果も甲斐なく1000円超の下げまで示現していた。直近の3連騰で日経平均のリバウンドはひとまず終了。明日は週末ということもあって下値を模索する1日となりそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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