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【材料】JBR--- ジャパン少額短期保険がP2P保険プラットフォームサービスの実証実験に参加

JBR <日足> 「株探」多機能チャートより

JBR<2453>は17日、グループ会社のジャパン少額短期保険がFrichとアイアル少額短期保険とともにP2P保険プラットフォームサービスの実証実験を行うことを発表した。

P2P保険プラットフォームは、SNSで繋がっている個人間で拠出金を出し合うことで万一の事態に備えるプラットフォーム。SNSで繋がっている仲間同士で相互扶助のグループをつくり、そのグループの幹事役となる個人が保険者の役割を担う。今回、Frichが開発したプラットフォームは、保険加入ニーズがありながらも市場規模が小さい等の理由で保険が成立しなかった分野を主な対象としている。なお、実証実験は2020年4月から1年間行う。

実証実験には、アイアル少額短期保険及びグループ会社のジャパン少額短期保険が参加する。アイアル少額短期保険は、スポーツ時や日常生活時のケガで入通院時の補償を提供し、ジャパン少額短期保険は、日本国内のECサイトで購入した商品を自己都合で返品する際の送料を補償する保険を提供する。

なお、現行規制との関係で、実証実験に参加する少額短期保険業者によるグループのリスク引き受けが再保険に相当することから、現行保険業法上は保険引受けが困難となっている。そのため、規制のサンドボックス制度下において初めて、少額短期保険業者による再保険引受けが条件付きで可能となる特例措置が講じられる。

《SF》

 提供:フィスコ

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