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【市況】日経平均は430円安でスタート、NYダウの過去最大の下げをうけ全面安の展開に/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 21518.01 (-430.22)
TOPIX  : 1537.61 (-30.45)

[寄り付き概況]

 28日の日経平均は前日比430.22円安の21518.01円と大幅に5日続落で取引を開始した。27日の米国市場では、NYダウが1190ドル超の下落と過去最大の下げ幅を記録した。米カリフォルニア州で新型コロナウイルスの感染者が確認されるなど、同ウイルスの蔓延による世界経済への影響懸念から売りが先行している。投資家のリスク回避姿勢が強まる中、原油相場の下落や米長期金利の低下も嫌気される格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比625円安の21225円。円相場は1ドル109円60銭台と円高に振れて推移している。この流れから本日の日経平均は大幅続落スタートとなった。その後はさらに下げ幅を700円超に拡げる場面もみられている。

 業種別では、空運業、金属製品、水産・農林業、証券・商品先物取引業、海運業、ガラス・土石製品などを筆頭に全業種がマイナスで推移している。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>など主力処は全面安の展開に。
《US》

 提供:フィスコ

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