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【市況】日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅に4日続落、ファーストリテとソフトバンクGの2銘柄で約86円分押し下げ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

27日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり6銘柄、値下がり219銘柄、変わらず0銘柄となった。

本日の日経平均は大幅に4日続落となった。前日の米国株式市場では、連日の下落を受けた自律反発狙いの買いもみられたが、新型肺炎の世界的な感染拡大を嫌気した売りに押されたことで主要3指数はまちまちであった。この流れから本日の日経平均は売り先行のスタートとなった。アジア株が総じてさえない推移となるなか、海外短期筋による指数先物への断続的な売りが散見された。また、米国での感染者拡大や日本国内でも各種イベントが相次いで中止・延期になったことで、投資家心理の悪化に繋がった。東証1部銘柄が全面安商状となるなか、特に値がさハイテク株が指数を押し下げた。日経平均は、2019年10月11日以来、約4カ月半ぶりとなる22000円割れ(終値ベース)となった。

大引けの日経平均は前日比477.96円安の21948.23円となった。なお、東証1部の売買高は18億1141万株、売買代金は3兆1651億円であった。

値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>で1銘柄で日経平均を約48円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、ファナック<6954>、東エレク<8035>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>、エーザイ<4523>などがつづいた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは一部証券による投資評価引き下げの動きがみられた新生銀<8303>で7.35%安、同2位はSUMCO<3436>で7.01%安となった。

一方、値上がり寄与トップはファミマ<8028>で同2位はオリンパス<7733>となった。日経平均構成銘柄で値上がりしたのは6銘柄にとどまった。


*15:00現在

日経平均株価  21948.23(-477.96)

値上がり銘柄数  6(寄与度+8.02)
値下がり銘柄数 219(寄与度-485.98)
変わらず銘柄数  0

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8028> ファミマ 2422 27 +3.89
<7733> オリンパス 2020 15.5 +2.23
<2503> キリンHD 2159 40.5 +1.46
<2002> 日清粉G 1876 8 +0.29
<6361> 荏原 2698 15 +0.11
<5401> 日本製鉄 1266 11 +0.04

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 55000 -1330 -47.91
<9984> ソフトバンクG 5239 -176 -38.04
<6954> ファナック 18705 -540 -19.45
<8035> 東エレク 23630 -520 -18.73
<4063> 信越化 12930 -445 -16.03
<6098> リクルートHD 4014 -136 -14.70
<4523> エーザイ 8288 -342 -12.32
<6971> 京セラ 6983 -162 -11.67
<6857> アドバンテ 5160 -140 -10.09
<6758> ソニー 6877 -278 -10.01
<4503> アステラス薬 1750.5 -52 -9.37
<6367> ダイキン 15175 -240 -8.65
<4543> テルモ 3557 -58 -8.36
<9613> NTTデータ 1347 -41 -7.38
<2413> エムスリー 2895 -82 -7.09
<3382> 7&iHD 3723 -189 -6.81
<6976> 太陽誘電 3140 -175 -6.30
<9433> KDDI 3284 -29 -6.27
<2801> キッコーマン 5250 -170 -6.12
<7203> トヨタ 7384 -161 -5.80

《CN》

 提供:フィスコ

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