【材料】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位にキヤノン
キヤノン <日足> 「株探」多機能チャートより
子会社のキヤノンメディカルシステムズが25日、迅速な新型コロナウイルス遺伝子検査システムの開発を開始したと発表したことを受けて、新型肺炎関連としてにわかに注目を集めており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。日本医療研究開発機構(AMED)の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診断法開発に資する研究」における「迅速診断キットの基盤的研究開発」に長崎大学の協力を得て参画し開発に取り組むという。
また、25日の取引終了後、上限を1920万株(発行済み株数の1.80%)、または500億円とする自社株買いを発表した。取得期間は2月26日から5月27日までで、資本効率の向上を図るとともに将来の株式交換など機動的な資本戦略に備えるのが目的としており、これも要因といえそうだ。
出所:MINKABU PRESS