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【材料】ビーネックスグループ---2Q増収、技術系領域が引き続き順調に推移

ビーネックス <日足> 「株探」多機能チャートより

ビーネックスグループ<2154>は14日、2020年6月期第2四半期(19年7月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.6%増の408.89億円、営業利益が同11.2%減の27.41億円、経常利益が同11.0%減の27.18億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.0%減の16.48億円となった。

技術系領域(顧客企業の研究開発、設計、生産技術などの技術分野に対する派遣・請負・委託事業)の売上高は前年同期比8.4%増の215.50億円、セグメント利益は同10.2%減の25.00億円となった。注力分野であるIT系領域におけるIT・ソフト開発で社員配属が伸長した。

製造系領域(顧客企業の製造工程等における請負・受託・派遣の事業)の売上高は前年同期比6.4%減の47.79億円、セグメント利益は同29.9%減の1.82億円となった。重点戦略地域に注力して求人案件の獲得数を増やし応募者とのマッチング数を増やす施策を推し進めたが、当第2四半期累計期間内での大幅な業績寄与には至らなかった。

海外領域(日本国外における技術・製造分野に対する派遣・請負や、有料職業紹介などの人材サービス事業)の売上高は前年同期比4.9%減の145.64億円、セグメント利益は同79.3%増の1.41億円となった。英国事業が現地通貨ベースでは増収だったもののポンド下落の影響が大きかったため、円ベースでは減収となり、一方、前年度の英国事業における株式取得に係る一時費用の剥落および継続した原価改善により増益となった。

その他の売上高は前年同期比86.3%増の0.96億円、セグメント損失は0.89億円(前年同期は0.73億円の損失)となった。特例子会社(トラスト・テック・ウィズ)における障がい者雇用を推進しており、主にグループ間でのフラワーアレンジメント制作物の納品や梱包軽作業などを行っている。

2020年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.6%増の870.00億円、営業利益が同13.6%増の65.00億円、経常利益が同13.3%増の63.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%増の38.40億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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