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【注目】前週末14日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

イグニス <日足> 「株探」多機能チャートより

■イグニス <3689>  1,340円 (+300円、+28.9%) ストップ高

 イグニス <3689> [東証M]がストップ高まで買われた。同社は13日取引終了後に、20年9月期第1四半期(19年10-12月)の連結決算を発表。営業損益が6500万円の黒字(前年同期は3億4000万円の赤字)に浮上したことが好感されたようだ。売上高は14億9600万円(前年同期比11.4%増)で着地。恋愛・婚活マッチングサービスを運営する「マッチング事業」が、プロモーションやクチコミの効果などで大きく伸びたことが寄与した。

■昭和化 <4990>  895円 (+150円、+20.1%) ストップ高

 川本産業 <3604> [東証2]、中京医薬品 <4558> [JQ]、マナック <4364> [東証2]、ニイタカ <4465> 、大幸薬品 <4574> 、アゼアス <3161> [東証2]、重松製作所 <7980> [JQ]、昭和化学工業 <4990> [東証2]など新型肺炎の対策関連株が人気化した。中国の湖北省が行った新型肺炎の感染認定基準変更に伴い、感染者数が新たに1万5000人程度増加、中国全体では6万人程度に膨らんだことが嫌気され、13日の米株安につながった。日本国内でも感染拡大に対する警戒感が高まり、マスクや防護服、除菌剤を手掛ける企業群にマネーゲーム的な買いが再流入した。

■バリューデザ <3960>  3,120円 (+504円、+19.3%) ストップ高

 バリューデザイン <3960> [東証M]がストップ高。同社は13日大引け後に決算を発表。20年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の4800万円に急拡大し、通期計画の4300万円に対する進捗率が111.6%とすでに上回った。

■グロバルLM <3486>  722円 (+100円、+16.1%) ストップ高

 東証1部の上昇率3位。グローバル・リンク・マネジメント <3486> がストップ高。同社は13日大引け後に決算を発表。19年12月期の連結経常利益は前の期比20.5%増の13.6億円になり、20年12月期も前期比17.3%増の16億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、5期連続増益になる。

■スペースマ <4487>  1,496円 (+190円、+14.6%) 一時ストップ高

 スペースマーケット <4487> [東証M]が一時ストップ高の3連騰。13日大引け後に発表した19年12月期の経常損益(非連結)は3200万円の黒字(前の期は2億7100万円の赤字)に浮上し、従来予想の800万円の黒字を上回って着地。続く20年12月期の同利益は前期比7.0倍の2億2300万円に急拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期もシェアリングエコノミーの普及を背景に、レンタルスペースの仲介サイト「スペースマーケット」の利用者拡大が継続し、43.9%の大幅増収を見込む。

■ジーニー <6562>  700円 (+88円、+14.4%)

 ジーニー <6562> [東証M]が大幅に3日続伸。同社は13日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は1億8400万円の赤字(前年同期は2億2700万円の赤字)に赤字幅が縮小したことが買い材料視された。

■クロスマーケ <3675>  413円 (+50円、+13.8%)

 東証1部の上昇率6位。クロス・マーケティンググループ <3675> が続急騰。同社は13日大引け後に決算を発表。19年12月期の連結経常利益は前の期比36.9%増の11.5億円に拡大し、20年12月期も前期比15.7%増の13.3億円に伸びを見込み、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。17期連続増収、3期連続増益になる。同時に発表した「1.5%を上限に自社株買いを実施」も買い材料視された。

■サニックス <4651>  362円 (+43円、+13.5%)

 東証1部の上昇率7位。サニックス <4651> が急反騰。13日大引け後に発表した20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の20.8億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。廃プラスチックや有機廃液処理の受入物件を精査したことに加え、前期に地震災害で停止していた苫小牧発電所が稼働し、環境資源開発事業の収益が大きく伸びた。太陽光発電システム部門で経費削減や原価低減が進んだことも大幅増益につながった。併せて、通期の同利益を従来予想の20.7億円→23.3億円に12.1%上方修正。増益率が75.9%増→97.1%増に拡大する見通しとなった。

■オプトラン <6235>  3,390円 (+375円、+12.4%)

 東証1部の上昇率8位。オプトラン <6235> が急反騰。13日の取引終了後に発表した20年12月期連結業績予想で、売上高462億円(前期比7.9%増)、営業利益120億円(同10.3%増)、純利益92億円(同1.1%増)と2ケタ営業増益を見込むことが好感された。カメラの複眼化や生体認証機能などの成膜需要の増加から引き続きスマートフォン向け成膜装置の伸長が見込まれるほか、監視カメラや5G対応に向けた通信機器部品への成膜需要拡大が期待でき装置需要も堅調に推移すると予想している。なお、19年12月期決算は、売上高428億2200万円(前の期比4.3%減)、営業利益108億7900万円(同1.8%増)、純利益91億100万円(同17.5%増)だった。

■BML <4694>  3,385円 (+315円、+10.3%)

 東証1部の上昇率9位。ビー・エム・エル <4694> が4日ぶりに急反騰。13日の取引終了後、新型コロナウイルスの検査を17日から受託すると発表しており、これが好材料視された。同検査は厚生労働省からの指示にもとづき、指定された施設から検体を預かり、測定を行うというもの。検査方法は、リアルタイムRT-PCR法で、国立感染症研究所が公示する測定方法と市販試薬キットを併用し、陽性の確定を行うという。なお、現段階では一般の医療機関からの検査受託は対象にしていないとしている。

■FUJI <6134>  1,985円 (+159円、+8.7%)

 FUJI <6134> が急反発。同社は13日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.4%減の164億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の170億円→193億円(前期は234億円)に13.5%上方修正し、減益率が27.5%減→17.7%減に縮小する見通しとなった。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→50円(前期は50円)に増額修正した。

■ネクソン <3659>  1,837円 (+146円、+8.6%)

 ネクソン <3659> が急伸。同社は13日大引け後に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年12月期の連結税引き前利益は前の期比3.9%増の1219億円に伸びたが、従来予想の1368億円を下回って着地。ただ、3期連続で過去最高益を更新した。3期連続増益となった。なお、20年12月期の業績見通しについては配当(5円)以外は開示しなかった。同時に発表した「2.3%の自社株消却を実施」も買い材料視された。

■市光工 <7244>  721円 (+55円、+8.3%)

 市光工業 <7244> が急反発。同社は13日大引け後に決算を発表。19年12月期の連結経常利益は前の期比24.0%減の73.6億円になったが、20年12月期は前期比4.6%増の77億円に伸びる見通しとなった。

■日産車体 <7222>  1,135円 (+80円、+7.6%)

 日産車体 <7222> が大幅に3日続伸。13日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比40.0%増の67.3億円に拡大し、通期計画の74億円に対する進捗率は91.0%に達し、5年平均の61.8%も上回った。

■PCデポ <7618>  576円 (+36円、+6.7%)

 ピーシーデポコーポレーション <7618> が5日ぶりに急反発。同社は13日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比9.9%増の23.1億円に伸び、通期計画の27億円に対する進捗率は85.8%に達し、5年平均の74.2%も上回った。

■エアウォータ <4088>  1,613円 (+94円、+6.2%)

 エア・ウォーター <4088> が5日ぶりに急反発。同社は13日取引終了後に、20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の連結決算を発表。営業利益は388億2100万円(前年同期比23.4%増)となり、通期計画480億円に対する進捗率は80.9%となった。売上収益は5920億7700万円(同10.1%増)で着地した。第3四半期に入り産業ガス事業の一部で需要の停滞感がみられたものの、製品価格の改定をはじめとした収益体質強化に向けた取り組みによって収益力が向上。また、積極的なM&Aによる新規連結効果や、木質バイオマスによる発電事業の収益化が始まったことも寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■DIC <4631>  3,125円 (+182円、+6.2%)

 DIC <4631> が続急伸。同社は14日正午に20年12月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを450億円(前期比8.9%増)としていることや、年間配当を110円(前期実績に比べ10円増配)としていることが好感されたようだ。売上高は8100億円(同5.4%増)を見込んでいる。今期はパッケージ材料や機能性顔料、サステナブル樹脂の拡販を進めるとともに、コストダウン施策に取り組む方針。前提為替レートは1ドル=108円00銭(前期は109円11銭)、1ユーロ=120円96銭(同122円13銭)としている。

■りたりこ <6187>  2,981円 (+171円、+6.1%)

 LITALICO <6187> が続急伸。同社は13日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.7%減の7億7700万円に減り、通期計画の8億2900万円に対する進捗率は4年平均の98.1%を下回る93.7%にとどまった。しかし、直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比15.3%増の3億1700万円に伸びたことが買い材料視された。売上営業利益率は前年同期の8.5%→8.4%とほぼ横ばいだった。

■メディキット <7749>  8,010円 (+380円、+5.0%)

 メディキット <7749> [JQ]が大幅に3日続伸し実質上場来高値を更新。13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年4-12月)連結決算が、売上高154億8600万円(前年同期比8.8%増)、営業利益36億2200万円(同16.7%増)、純利益20億8600万円(同15.1%増)と2ケタ営業増益となったことが材料視された。安全針の需要増加から人工透析類が伸長したほか、静脈留置針類やアンギオ(血管造影)類も伸長した。なお、20年3月期通期業績予想は、売上高195億3600万円(前期比5.6%増)、営業利益40億9300万円(同5.8%増)、純利益27億2500万円(同5.8%増)の従来見通しを据え置いている。

■東芝 <6502>  3,610円 (+80円、+2.3%)

 東芝 <6502> [東証2]が反発。14日午後1時15分ごろに発表した第3四半期累計(19年4-12月)連結決算が、売上高2兆4585億円(前年同期比7.1%減)、営業利益625億2100万円(同7.6倍)、最終損益1456億2600万円の赤字(前年同期1兆216億円)となり、営業利益が大幅増益となったことが好材料視された。国内不採算案件の規模縮小や構造改革によるコスト削減などが寄与し、エネルギーシステムソリューションをはじめ各事業で収益が改善した。最終損益は、第1四半期に米LNG事業の損失を計上した影響などで赤字となった。同時に発表した20年3月期通期業績予想は、売上高3兆4300億円(前期比7.1%減)、営業利益1400億円(同4.0倍)を予想している。なお、子会社の架空取引に関する調査結果をあわせて発表しており、特定の取引先の営業担当者が主導して行ったもので、組織的な関与は認められなかったとしたことも、好感されたようだ。

■ローツェ <6323>  4,390円 (+80円、+1.9%)

 ローツェ <6323> が全体地合い悪に逆行し3日続伸と上値指向を継続。半導体製造装置関連株に継続的に資金が流入した。ロジック市況の回復に続き、メモリー市況も在庫調整の進展から底入れ思惑が高まっており、2020年は半導体製造装置の売り上げも前年を上回るとの見方が強まっている。そのなか、韓国や台湾などでは直近の決算発表などから半導体関連大手の業績回復期待が鮮明化、同国に大口顧客を抱え、商品ウエハー搬送装置で高い商品競争力を誇る同社は収益環境の追い風が意識される局面となった。

■トリドール <3397>  2,745円 (+48円、+1.8%)

 トリドール <3397> が反発。13日大引け後に発表した20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益が前年同期比11.9%増の62億円に伸びて着地したことが買い材料視された。テレビCMの継続放映などが奏功し、主力のうどん店「丸亀製麺」の既存店売上高が好調に推移したことが寄与。通期計画の52.6億円をすでに17.8%もすでに上回っており、業績上振れが濃厚視される。併せて、3月末現在の株主を対象に、1→2の株式分割を実施すると発表。株式流動性の向上や投資家層の拡大を好感する買いも向かった。

※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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