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【特集】ギグワークス Research Memo(7):自己資本の充実により財務の安全性がさらに向上

ギグワークス <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

2. 財務状況と経営指標
ギグワークス<2375>の2019年10月期末の総資産残高は646百万円増(前期末比)の7,797百万円となった。そのうち流動資産は540百万円増の5,535百万円であり、受取手形及び売掛金の190百万円増と現預金の123百万円増が主な要因である。固定資産は105百万円増の2,261百万円であり、建物の145百万円増が主な要因である。現預金の残高は2,784百万円である。

負債合計は210百万円増(前期末比)の4,499百万円となった。そのうち流動負債は76百万円増の3,308百万円であり、大きな変化はなかった。固定負債は133百万円増の1,190百万円であり、主な要因は長期借入金が109百万円増加したためである。有利子負債は合計で1,810百万円であり、現預金残高(2,784百万円)と比較しても余裕があることがわかる。

純資産は435百万円増加の3,298百万円となった。主な要因は親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加である。

経営指標(2019年10月期末)では、流動比率が167.3%(前期末154.6%)、自己資本比率が41.3%(前期末39.2%)であり、自己資本の充実により財務の安全性がさらに向上した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《ST》

 提供:フィスコ

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