【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
アトラエ <日足> 「株探」多機能チャートより
■アトラエ <6194> 3,175円 (-700円、-18.1%) ストップ安
東証1部の下落率トップ。アトラエ <6194> がストップ安。同社は12日大引け後に決算を発表。20年9月期第1四半期(10-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比12.4%減の1.9億円に減り、通期計画の8.7億円に対する進捗率は22.6%となり、3年平均の24.0%とほぼ同水準だった。
■エン・ジャパン <4849> 3,925円 (-700円、-15.1%) ストップ安
東証1部の下落率2位。エン・ジャパン <4849> がストップ安。同社は12日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比11.8%減の81.7億円に減った。併せて、通期の同利益を従来予想の122億円→108億円(前期は118億円)に11.5%下方修正し、一転して8.7%減益見通しとなった。
■シチズン <7762> 493円 (-51円、-9.4%)
シチズン時計 <7762> が急反落。同社は12日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比46.6%減の124億円に落ち込んだ。業績悪化に伴い、従来12円を計画していた下期配当は見送る方針とした。年間配当は12円(前期は20円)となる。
■サンリオ <8136> 2,016円 (-204円、-9.2%)
サンリオ <8136> が急反落。同社は12日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.9%減の33億円に減り、通期計画の50億円に対する進捗率は66.1%にとどまり、5年平均の81.1%も下回った。
■荏原 <6361> 3,105円 (-305円、-8.9%)
荏原 <6361> が大幅4日続落。同社は12日大引け後に決算を発表。19年12月期の連結経常利益は前の期比13.7%増の355億円に伸びたが、20年12月期は前期比28.3%減の255億円に減る見通しとなった。
■丸一管 <5463> 2,853円 (-277円、-8.9%)
丸一鋼管 <5463> が急反落。同社は12日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比25.3%減の130億円に減った。業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の107.5円→103.5円(前期は74円)に減額修正した。
■凸版 <7911> 2,045円 (-164円、-7.4%)
凸版印刷 <7911> が続急落。同社は12日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比5.7%増の300億円に伸びたが、通期計画の610億円に対する進捗率は49.3%にとどまり、5年平均の57.9%も下回った。
■ユニプレス <5949> 1,323円 (-106円、-7.4%)
ユニプレス <5949> が急反落。同社は12日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比73.3%減の38.7億円に大きく落ち込んだ。併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→66億円(前期は209億円)に34.0%下方修正し、減益率が52.4%減→68.6%減に拡大する見通しとなった。
■石原産 <4028> 884円 (-69円、-7.2%)
石原産業 <4028> が大幅4日続落。同社は12日大引け後に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は12.3億円の赤字(前年同期は42.7億円の黒字)に転落した。
■ユーザベース <3966> 2,122円 (-153円、-6.7%)
ユーザベース <3966> [東証M] が急反落。同社は12日大引け後に決算を発表。19年12月期の連結最終損益は16.2億円の赤字(前の期は6.1億円の黒字)に転落した。なお、20年12月期の業績見通しについては売上高(155億円)、配当(無配)以外は開示しなかった。
■OBARAG <6877> 3,395円 (-240円、-6.6%)
OBARA GROUP <6877> が急反落。同社は12日大引け後に決算を発表。20年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比35.9%減の18.7億円に落ち込み、10-3月期(上期)計画の46億円に対する進捗率は40.7%にとどまり、5年平均の50.7%も下回った。
■シマノ <7309> 16,580円 (-1,150円、-6.5%)
シマノ <7309> が大幅3日続落。株価は一時、12日に比べ8%強下落した。同社は12日取引終了後、19年12月期の決算を発表。前期の連結営業利益は前期比3.5%増の680億円1000万円と会社計画(670億円)を上回って着地した。ただ、20年12月期の同利益は前期比1.0%増の687億円と微増益の予想。市場では750億円前後の利益を見込んでいたことから、失望売りが膨らんだ。もっとも、アナリストからは「今期見通しは保守的」との見方も出ており、業績上振れを期待する見方も出ている。
※13日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース