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【市況】東京株式(前引け)=反落、円高など嫌気してリスク回避ムード

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 23日前引けの日経平均株価は前営業日比153円46銭安の2万3877円89銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億1663万株、売買代金概算は9117億1000万円。値上がり銘柄数は713、対して値下がり銘柄数は1307、変わらずは139銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は寄り付きから売り優勢の展開で、日経平均は一時250円程度下押す場面があった。中国で発生した新型肺炎の感染拡大に対する懸念が拭えないなか、外国為替市場でドルが売られ1ドル=109円台後半に円高が進んだことも買い手控え感を助長した。値下がり銘柄数は1300を超え、前場時点で日経平均の前日の上げ幅をほぼ帳消しにしている。売買代金はきょうも1兆円台に届いていない。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、資生堂<4911>も売り優勢。ファーストリテイリング<9983>も安い。IDOM<7599>が急落、シキボウ<3109>なども大きく値を下げた。半面、アドバンテスト<6857>が商いトップで上昇、東京エレクトロン<8035>もしっかり。太陽誘電<6976>も堅調。ファルコホールディングス<4671>、阿波製紙<3896>などが値を飛ばした。システムサポート<4396>も大幅高、ニイタカ<4465>、イワキ<8095>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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